BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

221225。

昼過ぎから、4キロくらいのんびり近所を走った。外走るのはとても久しぶり。年末年始はジムが閉まってランニングマシンも使えなくなるので走りたければ外でするしかないから、今から慣れておこうとおもった。走っている時メガネがずれてくるのが気になるのと、陽の光でとてもまぶしいので、度入りのスポーツ用サングラスをつかうことを検討したほうがよさそう。いま使ってるのはJINSでセールだったおうち用メガネだから走っても良いようには作られてないからな。あと、走るまえはもちろんむちゃくちゃ寒いのだが1キロも走ってればそこそこ体があたたまってくるので今日ほど厚着をしなくても大丈夫ということがわかってきた。よくよく考えてみると、寒さよりも、呼吸によって口の中および体の中がカラカラに乾燥してくることがしんどい。みんなこういう問題はどうしてるんだろう。次に外で走るときは、のど飴でもなめながらやってみるか・・・

ジムに寄ってお風呂で汗を流して、家に帰って着替えて、また外に出て駅前のカフェにいき、お昼のサンドイッチをたべて、コーヒーをのみながら、日が落ちるまで本を読んだ。最近この休日の過ごし方が気に入ってきたので、これからも予定がなく体調もよくてゆっくりできる休日は、このように過ごしたいなとおもう。

 

読んだ本は昨日に引き続きシーラッハの『禁忌』。凄かった・・・翻訳も美しいし。結末を知ってしまったらこの物語の世界とお別れになるから読み終えたくないという気持ち、この本を最後まで読んでしまったらそのときはわたしが今まで「こういうものだ」とおもって受け入れてきたはずのこの現実世界が、その見えかたが、何か、決定的に変わってしまうかも知れない、という、価値観そのものにぐらぐら揺さぶりをかけられる不安感、ただならぬ予感・・・なんかそういうものを、本を読むことによって久しぶりに感じた。そこまでのことは、わたしはニブイから、めったにないのだが。

凄かったー。