BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

240325。

今まで生きてきて一回も 婦人科とか、女性だけのことの病院を受診したことがなかったけど きのう初めて行ってきた。

受診したことがなかったのはシンプルに「怖かった」から。

怖かったー。

けど結果的に

行ってみたら怖いことは何もなかった。

 

わたしは、女性の先生よりも男性の先生に診てもらうほうがいいな、とおもってた。ただのイメージなんだけど、男性の先生のほうが、より注意深く扱ってくれそうな気がするから。だから、受診するクリニックを決めたら、そこのホームページで、男性の先生がいる時間や曜日を調べておいて、行った。

 

声がデカくてあかるくて元気な先生だった笑

 

いろいろ事前に調べて把握していたとおり、診察室でお医者さんと1対1になることはなく、女性の看護師さんが一刻も離れずぴったりついて、サポートしてくれた。医療の現場において、医師による性犯罪が起こった、という報道にときどきふれることがある。お医者さんと患者だけのシチュエーションにならず、看護師さんがついていてくれるのは、患者の不安を軽くするためであり、同時に、性犯罪や、その疑いや、考えのくいちがいの芽を、摘むための策なんだとおもう。本来、たぶん、どこの病院でも、こうした工夫はほどこされているはずだと想像する。本来は。

 

いかなる意味においても なんのイヤなことも怖いこともなかった。

 

まー、内診のための台、両足がウイーンと左右に広げられて、おまたパッカーンてなる、例のイス、あれに座るとなったら、わたしだけでなく誰にとってもいつでも怖いだろうけどな・・・ めちゃめちゃ怖いよな 今回はそういうのはなかったので・・・まだまだ、わたしの今日の体験は、序の口も序の口なんだよね。

 

じつは2、3日前から、左の胸の痛みや、赤くなっていること、腫れ、かたく張っていること、発熱、頭痛に悩んでて それで受診した。ネットで自分なりに調べてみたところでの自己診断としては「乳腺炎」だった。また、出産経験がなく授乳とかもしていなくても、乳腺炎になることがある、ということまでは調べた。ただ、先月から左の脇腹?肋骨?の強い痛みにも悩んでたので(これは治ったし、いちおうの診断もついてるけど)、もしかして、これらはじつは繋がっていて、左上半身に、まだ見つかってない内科的な異状があるということなのか?とおもい、確かめるために受診した。

いまの状態では、痛みがあるから、マンモグラフィー検査(やったことないけど、検査の内容的に、胸を台とかにめちゃくちゃギューギューおしつける必要があるらしい)を受けることはできないので、超音波エコー検査だけしてもらった。やっぱり自己診断のとおり、乳腺炎とのことだった。なんらかの細菌感染によるものらしい。乳腺炎の見当はつけてあっても何が原因かは考えてなかったので、ちょっとだけ驚いた。エコー写真をみたら、右の胸と左の胸のなかみの影の見え方が全然違ってた。左のなかみの様子は、いかにも「いま病気でーす」ってかんじで、きもちわるかった笑 「抗生物質によって菌を退治するので薬を出すけど、効いてくるのに時間がかかるので、ほんとは点滴でダイレクトに入れちゃったほうが早いんだよねー。いま熱も出てるし、これから一発、点滴いれとく?」と「一杯やってく?」の感じで聞かれた。熱がラクになるならそれもいいとおもい、おねがいした。血液検査を受けたのち、30分くらい点滴を打ってもらった。

 

病院をでて1時間もしないうちに、胸の痛みが弱まってきたことに気づき、頭もすこしスッキリして、熱が下がり始めたことがわかった。

 

あの元気いっぱいで明るい先生なら なんとなくだけど わたしは好きになれるし、信用できるなと思った。

生理痛の軽減と、毎月のリズムの安定化のために、低用量ピルを導入することもちょっとかんがえることがあるので、相談してみようかなーと思ったりした。

 

マンモグラフィー検査も受けてみないと詳しくわからないのではあるが、とりあえず、ものすごく深刻な病というわけではなさそうだ、ということが見えてきて、いちおうほっとした。

 

もし重い病気だったら、

正直いってお金もないし、そこまでしがみついて、生きのびるための積極的な治療をうけることは希望しない。でも、痛いのはイヤだし、自分のことが自分でできなくなるのもイヤだ。

重い病気とわかったあかつきには いよいよ 考えることが たくさんある。

健康でいられるうち、どこにでも行けて自分でできる若いうちに、やることはやっとかないとな。

 

体調がよくなってきたので気持ちがすこし上向いて、かえりに駅前のTSUTAYAに寄って、お昼のラジオで紹介されていた、20年くらいまえのスペインの映画のDVDをかりた。ほかにも、中国の史劇ものの映画を2本かりた。