BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

濱家くんが痛風持ち

漫才コンビの「かまいたち」の濱家くん(背が高いほう)が、
痛風持ちだそうで。

youtu.be


中高年くらいの不摂生の人が罹るというイメージだったけど、
濱家くんがはじめて痛風を発症したのは弱冠28歳の時だったそうだ。
でも彼の話を聞くかぎりたしかにむちゃくちゃ不摂生。
とくに、酒。暴飲。
何十杯もの生ビール(ほかのアルコール類ももちろん)を飲みまくる生活を、
20歳からほぼ毎日続けてたらしい。
彼の生活を、わたしがもしも真似したら、1か月ともたずにブッ倒れて、
二度と目を開けないだろうとおもう。

濱家くんは、発病以来、だいたい年に1回〜2回のペースで
発作がおきているという。

痛風って、ものすごく痛いとは聞くけど、
どんな痛みなのかは、体験したことがないから、
まったくわからないな・・・どういう痛みなんだろう。

わたしが以前参加していた楽団の指揮者の先生が、
痛風持ちであるということは、話に聞いたことがあった。
大事なコンクールの当日に発作が起きて、
とても大変だったという話を、団員仲間からきいた。
でも、わたしが楽団に入ったのはそのできごとの数ヶ月後のことで、
発作に見舞われてなお指揮台に立った先生の様子を、
わたしが実際に見たわけではない。
先生は、本番中に、指揮台の上でほんの一瞬だが意識を失ったそうだ、
あまりの激痛で。どんなだよ!

わたしがその楽団にいた3年のあいだに、
先生に発作があったかどうかはわからない。
なかったんじゃないかなあ。

身近に痛風持ちの人がいたのは、その時きりで、
以後、痛風持ちの人と直接関わったことはない。
たぶん、本当に本当に痛いから、一度発作を体験した人は、
二度とおなじことにならないように必死で努力するのだろう。
痛風は何が原因で起こる病気かわかっているし、有効な薬もあるので、
発作を防ぐための患者さんの努力は、かなり奏功するのにちがいない。
実際には「発作はずっと出ていないが痛風持ち」という人になら、
わたしも何度か会っているのかもしれない。

でも人は誰しも美味しいものを食べたいし、できればグウタラしたい。
お酒が好きなら飲むのをがまんしたくはないだろう。
不摂生が長年の日常だったなら、
たとえ不摂生でもその日常を続けたいとおもうものではないだろうか。
変化するのはおっくうだから。
にもかかわらず
「これではいけない、生活を変えなくちゃ」
「お酒をやめなくちゃ」となるくらい、痛い、
ということなんだろう。痛風は。

スゴイな。どんな痛みなのだろう。
どんなかんじかちょっと知りたい。体験したくはないけど。