いちばん気に入って、たぶん10年くらい、しょっちゅうはいてるレザーシューズを、オーバーホール並みの規模でメンテナンスしたい
過去にも一度 やったことがある。
これをやるとかなりの日数がかかり そのあいだはもちろん、はくことができない
だから、メンテナンスに出してるあいだは別の靴で過ごすことになるけど
一番気に入ってるだけに この靴の代わりを完全につとめてくれるとおもえるほどの靴を わたしは いまだに持ってない・・・10年もあったのに 代わりは見つからなかった
完全に快適とはいえない靴で 歩くことが何日もつづく、というのは、つらいものだ
こうなるとわかっていたら おなじ靴を2、3足買っておけばよかった、とかおもうけど
どうなんだろう 革靴って、まったくおなじ形でも、ひとつひとつ違う経年変化をするとおもうんだよな。わたしのその日の体調とか精神状態とかその日歩いた場所とか歩数とかの微妙な違いの積み重ねによって、ひとつひとつが全然ちがうふうに影響を受けて、変わっていき、同じ製品でも、お気に入りとそうでないものと、やはり、いつしか分かれていくのではないかと 想像する。
そんなこんなで
レザーシューズを
大規模メンテナンスに 出すかどうか 迷ってる
こういう 「近い将来○○をする」というような ちいさなマイルストーンを ぽつぽつ置いておくことを やっている。
そうすれば どんなにつらいことがあって悩んでて 死んだ方が楽だなーという考えにひっぱられかけても
今度あれをやる予定になっているから その日までがんばらなくちゃな、と思うことが できたりする。
