BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230511。

身近に、メンタル面がかなりしんどそうな人がいるが、その人は、いまは、職場での勤務時間をすこしずつ伸ばして、毎日がんばっている。一日パソコンにむかうようなデスクワークよりも、出社して、ちょっと体を使うような作業を中心にやることになっているといってた。たとえば、新入社員さんの配属先や机の場所が正式に決まったり、その他の人事異動があったりする時期なので、その人たちのパソコンの入れ替えや設定をしたり、リース期限のきれたパソコンをリース元に返却するために梱包したりといったようなことを、やっているといってた。通勤ラッシュにかからないようにゆっくりめの出勤、はやめに退勤、というふうにしてるらしい。メンタルの問題は、職場の人やお医者さんとも相談しながら向き合ってるらしいから、いろいろ話し合って、お医者さんの意見を聞いて、ちょっと体を使って、リフレッシュになるようなことからやっていこうか、みたいな話になったのかもしれない。パソコンの設定とか、そういう作業がもともと得意だったとかいうわけじゃないのだけど、日に何台も同じことをやるので、だんだんやりかたを覚えてきたといってた。いつか、わたしが家でつかうパソコンを買い替えたりしたら、その設定もやってあげるよ、ご飯をおごってくれたらね、と言ってくれた。連休前あたりは、こっちから投げかけてもあまり会話が続かなかったり、見た目にもほんとにつらそうで、人と話すことも煩わしいときがあるみたいだったが、今は、こちらが投げかけたことに対して、会話が続きそうなレスポンスを積極的に返してくれるので、話していて楽しいし、何より、笑顔のときがすごく増えたなとおもう。あと、まえは服装とか髪の毛もだらしなくなって、そういうことに気を回す心の余力がないみたいで、ほんとに身なりがひどかったが、いまはそこまでひどくない。顔色もだいぶ良くなった。

ちょっと楽になったみたいで、ちょっとわたしもホッとしている。

でも、また前みたいにひどくなったとしても、それも、良くなっていくための一過程なのだとおもう。だから細かい変化や揺り戻しにいちいちおどろかないでいたい。普通に関わって、いつまでも友だちでいたいとおもう。