BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230208。

仕事かなり忙しい。

先月末からまた動画の製作を担当している。

すごく上達できたとはおもうけどそれでもまだまだだ。

時間もかかるし(でも時間はどんなに上達してもかかるなあ。)

見やすいデザインとかにも意識が行き届かない。意識があっても、表現しきるだけのスキルがない。

PowerPointのスライドやブログサイトの画面構成などについて いろいろ解説してるサイトなんかを見ると

そこで紹介されてるデザインとか 考え方はほんとにそのとおりだなーとおもうし カッコイイし 見やすいし わかりやすいので まねしたいのだが

自分で動画でやるとなると全然うまくできない。

 

前回、動画を製作したときは、完成して、すごく納得感というか達成感というか、そういうのがあった。たしかにあれが当時の自分にできる精一杯だった。だから、やりきったと感じて、気持ち良かったのだとおもう。納品したあとも、けっこう長いあいだ、ノンキに気持ちいい感じが持続してた。納品先も満足はしてくれた(というかとくに不満はない、というかんじ)。そういう自分の気持ちに終わりがきたのは、今回、動画を作る仕事がまたきた時だった。作ったパーツとかいろいろ、転用できるものがあれば使おうと思って、前回の動画をみかえしたときにはじめて、「もっと良くできたのに」「なんでこんなやりかたをしちゃったんだろう」「こんなひどい出来のものを納めて自分は満足してたのか」とか、まともに感じた。オーダーどおりのものを作ったしもちろん情報としても正確な内容を伝える動画を作ったけど、作った側のわたしは、わかる。わたしが作ったものの構造(作られかた)にも仕上がりにも、なんというのか・・・「美学がない」ということが。そう、美学がないって感じだとおもう。わたしがこのまえ作ったものは、間違ってないし注文どおりだけど、ありかたがエレガントじゃない。

そのことに気づくのが、だいぶ遅かった。だいぶいつまでも「わたしはよくやった」と悦に入ってた。動画編集ソフトの使いかたを1から独学で覚えるのはけっこう大変だったからなあ。

でも今回は作ってるそばからもう 「もっとこうすべきだった」とか思って自分の作るものすべてにたいしてほとんど毎秒イライラする。そもそもあまり良い発想が湧かないうえに技術的にもまだまだだから発想を形にすることが全然できない。ほんとは、一生納品したくないくらいだ。 

でも期日はやってくる。

今の自分にできる精一杯をやるしかないんだ、結局は。どんなときも、何をするにしてもそれは同じなんだよな。

 

具体的にやることが大事な気がする。まずは昨日うまくできなかったモーショントラック(映像のなかの、特定の事物や人物にたいして付加したシェイプやテロップ・・・たとえば矢印マークとか『こいつが犯人』みたいな文字とか・・・を、そのモノや人の動きに追従させて動かし、表示しつづけるエフェクト。テレビのドッキリ企画、モニタリング企画、報道番組なんかでよく見かける。)ができるように、もう一回やってみようかな・・・