BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

とほほ/しがみつく-190214。

仕事をしていたときに、
あまり頭をつかわなくても
進められる作業だったからか
よけいなことをいろいろ
おもいうかべてしまい、
まいった。
とりかえしようもない 過去のあやまち
人の心をふみにじってしまったこと
そういうのをおもいだして。

後悔ほど つらいきもちってない。
いまさらどうしようもないという事実には
なんどでもうちのめされる。

自分が すなおでありさえすればよかった。

すっごくばかみたいだ。

・・・

毎日 くりかえしくりかえし
高橋和巳邪宗門」を読んでいる。
わたしはこの作品のことを
自分なりにとらえなおして
ここに それを 書いてみたかった。
いままでも好きで何度も読んでたから
キーボードたたいてれば 苦もなく
ぽんぽん何かでてくるだろうとおもってたが
なんか 作品にひきずられて
ふつうに ただただ読んでしまう。
読まないでいることはできるが、
頭から作品のことが離れない。
書くよりも 今は読みたい。
なんて自分の読みかたはあさかったのか
いかになにもわかってなかったか
そういうのをもうすこし思っていたい。
わたしは高橋和巳がきっとなにかを
読む者に、わたしに、
言いたかったとおもうのに
それをちゃんとキャッチできた気がしたことは
一度もない。
わかりはするのだが。
とてつもなくたくさんの
言いたいことがある、ということは。
高橋和巳がすきだから 
うっすい読みかたしかできなかったことで
彼に悪いことをしたなとおもうし、
なにか、つうじあえなかったと感じることが
彼の話をちゃんと聞いてあげられなかったことが
とても残念なのだ。

そんなことは、わたしは
紫式部にも 島尾敏雄にも
オースターにも ほかのだれにも
おもったことはない。

こだわって ずぶずぶはまりこんでいく。

だけど、読みながらも、
どうこれを のみこんで
こんどはアウトプットするかについて
(だれもそんなの待ってないのに。)
あたまのかたすみで
いつも考えてる。

・・・

ねむれないことと
ひとりだと 食べる気にならないこと
体調の波の乱高下には 
毎度のことながら こまらされている。