BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230102。

あけましておめでとうございます。

 

腰が痛いっす。

 

本を読んだり部屋を片付けたりしてすごしてます。

 

M-1グランプリ2022の動画をみてゲラゲラ笑うのが大みそかからの夜のすごしかた。

 

オズワルド、なんかちょっとだけ、いつもの彼ららしくなく、熱くなってた? でもあいかわらず最強におもしろかった。もう賞レースとかほんとうにどうでもよく彼らのことはずっと好き。 本人たちは賞レースで結果出したいんだろうから、それはそれで応援するけども。

 

カベポスターは、滝沢カレンちゃんのYouTubeチャンネルにゲスト出演したのみて存在を認知したのだが、本当にその時がはじめてで、そこでは漫才をみたわけではなかったので、本職での彼らの仕事ぶりはM-1 2022で知った。ツッコミの人の言葉えらびや表情のつくりかたが「練習してきました」というよりは「いま本当にこう感じたからこう言ってます」って自然な感じがして好き。ボケもおもしろかったけどわたしはどちらかというとツッコミがすきで涙でるほど笑った。なんかやさしいし、可愛い漫才だった。

 

ロングコートダディは個人的には去年のほうが好きだったかもしれないのだがおもしろかった。メガネのほうの人の「でも、○○って簡単じゃないから・・・練習しとこう。ぼくが◆◆やるわ」が好き笑(すべてのネタにこのセリフがあるわけではないみたいだが) 「◆◆」のスケールがデカいところも好き笑

 

男性ブランコのふたりとヨネダ2000はやってることわけわからんけどどうしようもなく大好きだった。男性ブランコは中盤あたりからもうこのあと何が起こるか見え透くようになってたにもかかわらず、そのとおりになるのをみて普通におなか抱えて笑うという、意味わからんことになった。ヨネダ2000は何をやってるのか何度観ても結局よくわからないのだがめちゃくちゃ笑ってしまう。なんなんだあれは笑

 

真空ジェシカもおもしろかった・・・ ふたりの見た目からしてもう好きかもしれない。「ヘブンズゲート」「ノルウェーの刑務所みたいね!」「マウスでは〜」でヨーグルトが気管に入ったくらい笑わされた。

 

さや香 は、こんなすごい人たちいるんだなーと驚嘆させられた。全然知らなかった。わたしは「男女の友情は成立するしない」のネタよりも「運転免許返納」のネタの方が圧倒的に好きだった。男女の友情うんぬんというのは高校生くらいの人であれば一大関心事なのだろうがM-1のお客さんはもうすこし大人じゃないかなーとおもうのと、じゃっかん下ネタだったのが個人的にそこまで好きになれない理由だった。でも免許返納のネタのほうは最初から最後までおもしろかった。客席からみて左側の背の高い方の人の「おとん81・・・」でギアチェンジがかかる感じがすきで、この動画は何回もみかえしてそのたびに初めてかのようにゲラゲラ笑っている。カベポスターのツッコミの人と同じように「この日のために台本をしっかり練習してきました」ではなく「いま、本当にそう思ってるからそう言ってる」という感じがあったことが好きだったかもしれない。

 

優勝したウエストランドはちっちゃいほう(しゃべるほう)よりも、基本的にあまり話さない大きい人の方がなんかおもしろかった。相方をみつめるジトーっとした視線や「そんなことない」「そんなわけない」とか小声で言いながらちいさく首をふりつづける仕草がおもしろかった。

いろんな業界とか特定のかんじの人をこきおろしまくるというネタだったけど ちっちゃいほうの人の「小物」感というか、あの人がどんなに好き放題悪口いいまくろうが大勢に影響はまったくないし誰も本気で怒りはしないと確信できる感じがよかった。「そうかー ネタにメッセージ性詰めてくるウザいコント師とかいるかー」のときズボンのポケットに手を入れて体をひらく姿勢がめちゃめちゃこっけいでおもしろい。