『モータルコンバット』という映画を観に行ったが、
わたしの前の席の人が、なんだか不穏な感じの人で、
予告編の時から、映像に対してかなり大きな声で悪態をついたり
舌打ちをしたりするので、怖くて、気になってしょうがなく、
本編を観るところまで耐えられず、途中退場してしまった。
チケットを購入したのに、もったいないけど、
怖かったし、わたしはああいう不穏な雰囲気を出す人が
そばにいることにいったん気付いてしまうと怖くて耐えることができない。
すぐにその場を離れたいという気持ちになる。
どうせあの人が気になって映画に集中できないのに
チケットを買ったんだからというだけの理由で
2時間ただ座ってるだけじゃしょうがないと思う。
映画が観られなくて悲しかったけど。退場するしかないのだ。
『モータルコンバット』は近々もう一度チケット買って観に行く。
自宅で、配信で『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』を観た。
(Welcome to Collinwood、
アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督・脚本、2002年、米)
伝え聞いた儲け話に、街の文無しゴロツキどもが飛びついて、
5人組の強盗団を結成。
金庫破りの名人からスキルを学ぶなど計画実行にむけて準備を始める。
だが、金と色に目がくらんだ男どもの足並みがうまく揃うはずもなく、
グループの結束も計画もグズグズのまま、
決行の夜をむかえることとなる・・・。
キャラクターたちが、みんなアホでマヌケであり、
脚本も、ユルイといえばユルかった。
間延びしてノターっとした感じは少しあった。
でもなんだかのんびりしてて可愛く、憎めない映画だった。
バカな子ほど可愛いというか。
終盤とか、どいつもこいつもマヌケすぎて、
もう呆れるのをとおりこして、かわいそうになってしまった笑
でも彼らの最終的な選択は、なんか良かったなと思う。
『トリプル・フロンティア』とプロットが似てたのかな。
最近観たところでは。
一攫千金の儲け話に、金に困ってる何人かの男たちがむらがって、
絶対うまくいくという話のはずだったのに、
なんだか計画のあちこちに少しずつケチがついくる。
焦りと苛立ちからチームに不和が生じ、
やめときゃ良いのに後戻りもできず、
力ずくで計画をやり切ろうとし、そして・・・
『トリプルフロンティア』は、シリアスなドラマとしてまとめてたのに対し、
『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』は、
おバカなクライムコメディ路線を駆け抜けていく。