BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

無題-200816。

表情が明るくなり、雰囲気が変わった、
と 友達が言ってくれた。
家を出て一人で暮らすようになったのが
大きいのだろうと、言われた。
自分でもその通りだと思う。

これまで生きてきたなかで、
今がいちばん心が落ち着いていて、
幸福みたいなものを
感じられている気がする。
生きていて良かったな、と思える時も
ときどきある。

今、わたしは孤独だけど、今の孤独はわたしを苛まない。
これまではずっと、孤独に苦しめられてきた。
今は、ひとりだけど、ひとりじゃない。
今感じている孤独は、とても静かで、優しいものだ。
さびしい。でも、大丈夫だ。

もしこれから、生きていくなかで、
自殺を考えるような時や、
とてもやっていけないと思うようなつらい時や、
少しの希望も持てないような時が、
また、来たとしても、驚かない。
今が、たまたまとても良い時なだけで、
本来、自分には、生きていても良い場所などは
与えられてないんじゃないかなと思っている。
少なくともだいたいそんな感じのことを思っている。 
今みたいな時がずっと続くとは思わない。

でも生きていて良い場所がないのだとしても、
別に悲観はしていない。
お前には 生きていても良い場所などない、と
わたしに言う資格が本当にある人は、
この世にはいないと思うからだ。
多分、このままずっと生きていても、
生きていたらダメだよとは誰にも言われないと思う。
生きていて良いよとも誰にも言ってもらえないと思うが。
いつもなんとなく自分の存在の正当性が疑わしいが、
正しい答えは絶対に出ないということもわかっている。

どんなことがあっても、
なんとかなるんじゃないかなあということも、
少しは思う。