BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230713。

若い著名人がまた亡くなった。自殺とおもわれる亡くなりかたで。べつにファンだったわけでもないのに昨夜おそくに報道にふれてほんとに驚いて、なんだか今日いちにち、そのことばかり考えてた。あの人のファンってわけではないにしても、あの人はAbema primeのコメンテーターとして、月一回くらい、番組に登場してたから、姿をよくみてたし・・・ 

いまふりかえれば、あの人がこうした道をえらぶのは時間の問題と わたしは少しはわかってたような気がする。

ほんとにほんとに傷ついてたし疲れていたし心が虚ろで、すりきれて、渇き切っていたんだとおもう。

かわいそうに。

たしかにひどい中傷にさらされていたようでもあるのだが・・・

でも、縁もゆかりもない顔も名前も知らない不特定多数のだれかから、中傷をされ続けたとて、その中傷の内容が、まったく根も葉もないことで、あの人のいかなるコンプレックスにもいっさい触れないものだったなら、

それだったならあの人はきっと、いくら言われようが傷つかなかったんだとおもう。

傷ついていたとしたら、受けた中傷の内容が、あの人にとってすごく、痛いことだったからではないのかな。


自分で選んだ道でも、その結果として生じるさまざまなことを、受け止めきれない場合もあるとおもう。

 

どうすればよかったんだろう。いつから始まった苦しみだったのだろう。

なんの苦しみだったのだろう。

元配偶者の女性と、彼女とのあいだにもうけたお子さんと、そこに、たしかな信頼や愛情や心のつながりがあって、

それをあの人がちゃんと感じることができていたら、

こんなことにはならなかったんじゃないのかな。

でも、あの人は、それを感じることができてなかったんじゃないのかな。


愛さなくちゃいけないということの苦しみだったのだろうか。

愛されたかった。


でも、いまふりかえればだ。わかってたとしても、わたしになにかできたはずもない。
どうしていたら良かったんだろう。
何がどうだったら、あの人が自殺を選択せずにすんだんだろう。


どうしてなんだろう。

 

なんでこんなに、わたしが落ち込んじゃうんだろうな。
すごくつらいよ。

 

わたしも、もう、ほんとは、ぜんぜん生きていたくないなあ。というかこれ以上、ほんの一日でも、生きることを選択し続けるということが怖いよ。これから先もずっと、いつ終わるかわからないのにずっとずっと、ひとりのつらさに耐えなくちゃいけないことが怖い。そのくりかえしを 何度も何度もくりかえしていく、そのことをおもうと ほんとうに怖い。なんの楽しみなこともない。ただただ、うんざりする。