BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230202。

フェルディナント・フォン・シーラッハの『コリーニ事件』よかった。けどあまりにも衝撃的だった。素晴らしかったけどしばらくはふたたび読む気になれそうにない。シーラッハの作品で邦訳が出ているものは(そもそも作家活動を始めてまだそれほど経っていない人なので作品がそんなに多くない)もうあと一冊をのこしてぜんぶ読んでしまった。あと一冊は『テロ』という戯曲スタイルのみじかい小説。図書館でかりてある。これを読み終えてしまったらもうない。さびしい。本国ドイツで出版されていて邦訳がまだされていない作品が1つある。早くこれの邦訳出ないかな。辞書ひきながら原語で頑張って読んでみてもいいけど。