BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

映画みる日-200927。

ゆうべも結局眠れなかった。
日中にすこし横になったからなあ。

いま、映画館にきている。
ヴァイオレットエヴァーガーデン』と
『2分の1の魔法』、人気だ。
ついさっきまでロビーに大勢人がいたのに、
このふたつの映画の入場開始時刻がたまたまおなじで、
入場が始まったら、みんな一気にロビーからいなくなり、
ロビーがめっきり静かになった。

わたしはこれから『マティアス&マキシム』を観る。
グザヴィエ・ドラン監督作品だ。
前作の『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
が、今ひとつだったけど、
なんとなく、ドラン監督の技量は
まさかこんなもんじゃないはずだと
信じたい気持ちがあるので、それを確かめたい。

わたし自身は今のところ
グザヴィエ・ドラン監督の映画に
そんなに強い思い入れがあるわけではないのだが
(『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
わたしが初めて観たドラン監督作品だ)
以前、友だちがグザヴィエ・ドラン監督作品が
とても好きだと言っていて、
わたしに熱心に薦めてくれたことがあった。
その友だちは、普段読む本や観る映画に
わたしには全然ない類の、何かのセンス的なものを
感じさせる所がある人だった。
その友だちが薦めてくれたということは
グザヴィエ・ドラン監督は
とても良い映画を撮るんだろうなと
そういう風に 思っているわけなのだ。
 

映画監督も人間だから、
成長していく、変化していく、
前はできたことが今はできない、
前はやりたがっていたことに今は興味を示さない、
といったようなことが 当然あるはずだ。
ということは、観る方も、
その映画監督の作る映画を、
観るくらいなら死んだ方がマシだと思うほど嫌いでないなら、
または、良い映画作ってる人みたいだなとなんとなく感じるなら、
できるだけ継続的に観て、観察して、
見守っていくという(映画や、映画監督との)関わり方も、
ありなんじゃないかなと思っている。