BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

映画の感想-『キリング・ミー・ソフトリー』-200613。

原題:Killing Me Softly
チェン・カイコー監督
2002年
米・英

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www.youtube.com

チェン・カイコー監督作品を引き続き観てみている。

これは全然おもしろくなかった(笑)!!!

わたしのなかで、すでに、
チェン・カイコーにはこういう映画を撮って欲しいとか
こうであって欲しいとかいう願望ができていて
それを勝手に押し付けて観てしまってるのかもしれない。

これまでに観てきた数本の
チェン・カイコー作品にあったような
ゆったりとした、でもしっかりと動いてはいる、
そんな、余裕たっぷりの時間の流れの感覚や
やや爛熟ぎみと言っても良いくらいの華麗な映像
そういうのが なんか この映画にはない・・・

ついでに言うとストーリーも
まったくおもしろくなかった(笑)
勝手にやってくれ~ とか思ってしまった。

衣装の色合いで ヒロインの心のテンションを
表現しようとしているのかなと 思う所はあって
(恋に有頂天になっている時は赤、
 醒めている時は青、みたいな感じで)
そこは、良かったかなと、思わないこともない。
だけど、衣装の色でキャラクターの心理状態を表現するっていうのは
普通に良くある手法だからな・・・

ヘザー・グラハム
どんな色でもどんな洋服でも良く似合って
とっても可愛らしかったけど。

以上。