BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230423-2。

美容院で髪の毛を切ってもらい、あと、前髪の白髪群生地帯に入れるハイライトカラーとして、白ではなくアッシュグリーン(灰色がかった暗めの緑色)を選んだ。そこ以外の全体は、ほぼ黒に近いダークブラウンに染め直してもらった。こんなふうにしたことの理由とかは、とくになにもないけど、3日くらい前から、なんとなくアッシュグリーンを入れたくなってきた。だから、そうした。せっかく入れたアッシュグリーンを引き立てるためには、全体の色を暗くする必要があったので、そうしてもらった。ハイライトカラーが白だったときは、全体の色はもっと明るいブラウンだった。

なんか、仕事で客先向けのドキュメントのフォーマットとか作ってて、ベースカラーを検討するなかで、季節柄、サックスブルーとかレモンイエローとかライムグリーンとかさわやか系でイメージをふくらませてみたりするので、まあ、そういう感じで、気分が向いていったのかもしれない。

結果、なんか、ありし日の「ビジュアル系」ミュージシャンを彷彿とさせる見た目になった気がするが、自分としては、とてもきれいに染まったし、アッシュグリーンもすごく清潔感があるかんじに仕上げてもらい、いま、めちゃめちゃ機嫌が良い。でも、美容師さんが、わたしの髪の毛の質から考えるとこの色はあまり長くもたずに抜けてきてしまうだろう、と言ってた。グリーンのきれいな発色を楽しめる時間は、つかのまかもしれない。

 

最近は、髪を「推しカラー」に染める女性とかが多いそうで。たとえば、好きなアイドルグループの、特に推してるメンバーのイメージカラーがピンクの場合、自分も髪の毛をピンク色にしたり一部にピンクのハイライトを入れたりすることで、「○○くんを推してます」っていうことをアピールするんだとか。なるほどそういう楽しみ方もあるんだなーとおもった。わたしはとくに誰も推してはいないので、誰かを推していることを表現するためにグリーンを入れたわけでもなんでもないのだが、そういう界隈の視点でみたら、グリーンは誰推しと認識されるんだろうな。誰かの熱烈なファンの方に、同好の士とみなされてアプローチをうけたあげく、なんだ、こいつグリーンだから推し仲間かと思ったけどそうじゃないのかよ、とガッカリされたりしたら、なんか、かなしいなとおもう笑

まあ実は言うほど心配してない。というか誰に何をどう思われようとどうでもいい笑

 

髪の毛を切ったり染めたりすると、とてもスッキリかっこよくしてもらえるので機嫌が良くなり、ここに書きたくなる笑

 

そのあとで、知り合いがやってる古書店に立ち寄った。一年ぶりくらいか、もっとぶりかもしれない。近況報告をしあうなかで、しばらく会わない間におたがいに生活にいろいろ変化があったことを知った。といっても、わたしのほうは、職場が変わったことと、走ったりするようになったことくらいか。オーナーのほうはもっといろいろなことが変わってた。

 

カポーティの短編を2冊と、ヨーゼフ・ロートという、第一次世界大戦ごろに活躍した、ユダヤオーストリア人の作家の、『果てしなき逃走』という本を買ってみた。ヨーゼフ・ロートという作家さんのことは、正直にいうとまったく知らないんだけど、『果てしなき逃走』の表紙を見た時、なんとなく、この本良さそうだなとおもって、買ってみた。そんなに長大な作品ではなく、とりかかってしまえば、読むのにたいして時間はかからなそうなので、いま読んでる本をかたづけたらすぐに読んでみたい。