BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「マリアンヌ Allied(2016)」「破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017)」。

午後から外にでて映画館に行き、映画を2本たてつづけにみた。
どうも自分の心が「沈黙」を観ることから逃げているのを感じる・・・
観たいとおもっていることはたしかなのだが
勇気がないようだ。
ああ・・・
だれかいっしょに観に行ってくれないかなあ。
あのいかにもヘビーそうな映画を ひとりで受け止める度胸がないよ。

その場の思いつきでぜんぜん毛色のちがう2本の映画を選択した。

「マリアンヌ」
(Allied、ロバート・ゼメキス監督、2016年、米)

movie.walkerplus.com

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1941年 第二次世界大戦下のモロッコから物語がはじまる。
カナダ人の諜報員マックス(ブラッド・ピット)と
フランスのレジスタンス・マリアンヌ(マリオン・コティヤール)が
夫婦をよそおってナチスドイツの社交界にもぐりこみ、
ドイツ要人の暗殺作戦を遂行することになる。
ふたりは偽装夫婦生活をおくるうちにほんとうに恋におち、
この作戦を成功させたのち 英国で結婚。
子どもにも恵まれ、幸せな日々をおくるが、
ある日 マリアンヌに二重スパイの嫌疑がかかり、
マックスは 妻を殺害せよとの命令をくだされてしまう。
マリアンヌがスパイだなどと信じられないマックスは
妻の無実を証明しようと奔走するのだが・・・。

話は先が読めまくるし、映像にもとりたてて印象ぶかいものは
なかったので、 
正直あくびがでるほどたいくつだった。
この手の話はちっともめずらしくないからなあ・・・
でも「カサブランカ」(モロッコつながりで思い出したのだが)
とか いま考えるとたいしたことのないメロドラマでも
当時はものすごく評価されたみたいな映画はたくさんあるもんね。
べつに「カサブランカ」が悪い映画だとおもうわけじゃないよ。
ただようするに 特徴というものがまったくない。
それと同じ感覚で 「マリアンヌ」も
これといった映画ではなかった。
悪いとおもったわけじゃないのだが。
二度はみないとおもうね。
妻はウソをついているのだろうか、
自分を愛しているといったのはウソだったのだろうか、
信じたいけど信じられないけどやっぱり信じたいという
複雑な 夫の心のうごき・・・というやつは
ナイロビの蜂」とかのほうが
もっとうまく じっくりと描いていたようにおもう。

この映画をみていて一番印象にのこったのは、
マリアンヌがマックスにフランス語の発音を教えているシーンだった(^^)
どういう意味の文章なのかわからないのだが
早口言葉みたいなもので発音の特訓をしていて
ブラッド・ピットの発音がへたくそでかわいらしかった(^^)

ブラッド・ピットはやっぱりカッコイイよね。
おひげをそってちゃんとした服を着て髪をととのえて、
年齢をちっとも感じさせないカッコよさで輝いていたよ。
マリアンヌはマリオン・コティヤールが演じていて
こちらもほんとうにすてきだった。
あの女優さんは魅力的だ(^^)
大きな大きな目がとってもすてき。


「破門 ふたりのヤクビョーガミ」
小林聖太郎監督、2017年、日本)

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こちらは とくになにを期待したわけでもなかったせいか
かなりおもしろく、なんだ、みてよかったな!と
明るい気持ちになった映画だった。
黒川博行のシリーズものの小説の6作目だかが原作だそうで。
ヤクザとうだつのあがらぬ青年の腐れ縁コンビが
いわゆる「出資詐欺」にあって莫大な金を持ち逃げされてしまい、
それを奪い返すために 大阪を走り回るというストーリーだった。
頭は悪くないがけんかっ早くて無用なトラブルを起こしやすい
ヤクザを演じた 佐々木蔵之介
口だけ達者ななまけものの青年を演じた横山裕とが
なんだかずいぶんいいコンビで みていて楽しかった。
佐々木蔵之介のことは まえからすきだが
横山裕のほうはまったく知らなかったので 
こんないい味だしている役者さんがいたんだなとおもったら 
ジャニーズの人だった。
キャスティングした人はえらい。
出資詐欺をはたらく小悪党を演じた橋爪功もいい味だしていた。
いかにもこずるくてなんとなく憎めない 小悪党なかんじ。
ヤクザの勢力関係がどうしたこうしたという話や
出資詐欺とかお金の流れの話や、
わからない人はいくら聞いてもわからん種類の話を
興味を持ちやすいようにじつにうまくまとめてくれていた。
役者さんたちの大阪弁の会話劇もたのしく、
あきずに楽しめた。もっとずっと見ていてもいいような気がした。
佐々木蔵之介が光ってたわ。
長い手足をいかしてがんばってアクションもこなしていた。
北川景子ちゃんはめちゃくちゃかわいかったけど
やや浮いてた。いなくても困らなかった。

「マリアンヌ」は二度はみないけど
「破門」はもう1回くらい観てもいい。