BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

映画の感想-『スウィート・ヒアアフター』-170205。

ひさしぶりにDVDで観た。

原題:The Sweet Hereafter
アトム・エゴヤン監督
1997年、カナダ

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雪の日か 2月くらいになると
おもいだして 観たくなる映画だ。
冬のカナダの山間部が舞台の物語だからだろう。
雪道を走行中だったスクールバスが湖に転落、
乗っていた20人もの子どもたちが犠牲になる大事故が発生する。
街にやってきたスティーブンス弁護士は
被害者遺族による原告団を結成、
バスを作った会社を相手取った賠償請求訴訟の準備を進める。
しかし、事故の生き残りの少女がある重大な証言をしたことで
事態の様相が変化し始める ・・・
まあそんなような だいたい そんなような物語だ。
ほんとはぜんぜんちがうけども!!

『ピクニック・アット・ハンギングロック』(1975年)
みたいな魅力がある映画だと思う。

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言葉で解説することになんの意味もない。
筋書きはちゃんとあるのだが、それが理解できたからといって
どうなるものでもなく、感じ取ることを楽しむ映画。
どこがいいんだか さっぱりわからんという人もいるだろう。
みんなほめるけど自分にはよくわからない映画、なんて
わたしにもいっぱいある。

でも『スウィート・ヒアアフター』は、わたしは好きだ。
生き残りの少女を演じたサラ・ポーリーが いつ見ても神秘的。

また来年の今くらいの時期におもいだしたら観よう。

20年前の映画なので 
登場人物たちが使っている 携帯電話が超デカい。

アトム・エゴヤン監督の
手紙は憶えている』と
サラ・ポーリーが監督した
テイク・ディス・ワルツ
みたかったんだよなー。

・・・

現在公開中の映画では
『沈黙』と『スノーデン』と『ローグワン』がみたい。
マグニフィセント・セブン』ももう4回くらいはみたい。
マグニフィセント・セブン』たのしかった。
あと『破門』もちょっとみてみたい。
佐々木蔵之介がでるから。
でもどれも地元の映画館では 都合のいい時間にやってない。
来週の土日は連休だから すこし遠出して
の映画館にいってみたい。