5日前くらいに、図書館でかりて読んだ。
子ども時代のさびしかった気持ちが、ひしひしと伝わってきた。当時の彼女がかわいそうで、過去にもどって、ちいさな彼女の頭をよしよししてあげたい、という心情になった。
優しくて頼りになって、大好きだった親。でも彼らはほんとうは、信奉するある種の超越的イデオロギーのフィルタを通さなければ、我が子と対話することさえできない人たち。
かつてはそれでも気にならなかった。自分も、親と同じイデオロギーのなかにいたから。自分も、信じていたから。
だけど、いまはもう・・・。
うー
くるしいーーーーー
く、くるしいーー
つらいーーー。
著者のくるしみが くるしい〜。