BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

240407-2。

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きょうは家ですごしてて、なんか関西の方の特殊清掃サービス会社の公式YouTubeチャンネルをみてた。ある高齢の男性が、定年退職と同時に夫人から離婚を切り出され(長年家のことをぜんぶやらされ配偶者として理不尽な扱いをうけた夫人が、我慢に我慢をかさね、ついに男性との婚姻関係に見切りをつけた)、セルフネグレクトのすえに孤独死した。その人のお部屋のお掃除をする回があって、その動画に、いろんな人がコメントをよせていた。そのなかに「奥さんに身の回りの世話や家事いっさいをやらせて当然とおもっているということは、『自分には生活能力がなくてもかまわない』と考えているのと同じであり、むちゃくちゃな考え方だ」という投稿があった。ほんとにそうだよなーとおもった。わたしも家事とか暮らしにまつわるいろんな作業のぜんぶを自力でできるわけではなく、苦手なことがいっぱいあるし、やりたくなくて外注してたりもある(ご飯作りとか。苦手だから外食してたし)。けど、がんばってできることを増やしたりしてて、いまだに勉強してる。自力で働いてお金を稼ぐことができ、それなりに健康で、状況的にそれなりに問題がないならば、その範囲において、自分のこころがけで暮らしを立て、積極的に生活していくことは、すごく大事だとおもう。自分でやれるのに、自分の力で暮らさないのは、よくないなとおもう。やりたくてもできない場合は、全然、外注すればいいけど、やれるんなら、それはやった方がいい。頑張って、やめないでいる、それだけでいい。だって、そうしてれば、人間は結局ひとりでは生きられないようにできているのだから、自然と社会とつながって生きることになるし、社会とつながっていれば、たぶん、つらいときに誰かにきっと、助けてもらえる。