BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

さよならローソン。ベルセルク。

この1週間でいちばんおどろいたこと。
近所のローソンが閉店する!!
なんということだ!
わたしが7歳のころにはまちがいなくもうあった。
それ以前にもあったかもしれない。
20年以上も、あたりまえのようにあったのに!!
閉店する!!

いやー すごいショック。ローソンがないあの場所なんて、想像できない。



エストサイドストーリーの千秋楽公演のチケットをとったのも
あのローソンだったなあ・・

銀魂の第1巻を買ったのもあのローソンでだったし・・

会社からの帰り道、とつぜん血糖値が暴落して、
ほとんど這うようにしてあのローソンにたどりつき
アメとジュースを買ってお店の前に座り込んで補給してたら、
店員さんが心配してでてきて、氷水をくれたっけ・・

わたしの弟が、タバコを買っているところを中学の担任の先生に見られて、
ネコのように首根っこをつかまれて家に連行され、
母ともども超がつくほどきつーい説教をくらったのも
あのローソンが発端だった・・
弟は結局タバコをやめなくて、高校のクラス親睦合宿でも吸って、
停学および丸刈りの刑となったものだが。
まあそれはどうでもいいんだが(いやどうでもよくはないか)

なんてことだ!
あのローソンがなくなる!
ショック(/_;)

あーあ。











そんなローソンで「ベルセルク」というマンガの
ペーパーバック版が販売されているのを
きょう、みかけた。そして、パラパラと、ぺージをめくってみた。

最近、「ベルセルク」という言葉をよく耳にするので、
なんだろうかと、気になっていた。

まだ完結してないと知って、いささか、ぞっとした。
本はちょっと流し読みしただけでも
おもしろそうだという予感に満ち満ちており、
なぜか、これはまずい!というような気にさえなった。

もう少なくとも完結までは、いっさい読まないでおこう・・

絵柄の迫力がすさまじい。ゴリゴリ書き込まれていて、
遠目にみてもページ全体が真っ黒。
およそスキというものが感じられず、緻密とはまさにこのことってかんじ。
こんなの20年も描きつづけているんじゃ、
作家さんの体はもう限界をとうに超えているんだろうなあ。
ちゃんと最終回まで描けるんだろうか。


世の中にはすごいマンガを描く人がたくさんいるもんだなとおもう。
わたしがもともと好きなワンピースやブリーチやチェーザレなどだけではなくて
いろいろな個性の、それぞれの良さを持ったマンガが、いっぱいあるんだなー。







先週観た、「J・エドガー」だが・・・。
観た直後は、共感しづらい、なんだかむずかしい映画だったなあという気がした。
けれどすこし経ってみて、
「共感しにくかった」のはなぜなのかを考えたりしていたら、
あの映画がなんだったのかが、すこしわかった気がした。

あの映画はエドガーの姿をとおして、
アメリカという国そのものの姿を、
描き出そうとしていたんじゃないかとおもう。


いまのところあの映画について考えていてわかった気がしたのはその点だけ。






今週末は「ドラゴンタトゥーの女」をぜひ観にいってきたい。
あと、前売り券を買って、待ちに待ったひさびさの「海洋天堂」。





たのしみだな。