BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

映画の感想-『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』-190901。

原題:Once Upon a Time in Hollywood
クエンティン・タランティーノ監督、脚本
2019年、英・米

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レオとブラピが湯水のごとく濫用されるさまを楽しむ映画。

タランティーノ監督の映画ってなんなんだろう。
いつも、すごい長い。ダラダラしてる。
内容が薄い。無意味に凝ってるシーンが多い。
何が起こるのかなってつい期待してしまうんだけど、
ほとんどの場合、何も起こらなくて、えーーー!!!ってなる。
正直何やってんだかよくわかんないところがいっぱいある。
バイオレンスの描写は、目をそむけてしまうほど烈しい。
女をバカにしてるだろアンタ、って感じがするときが多い。
タランティーノ監督の映画には、ぱっと思いつくだけでも
これだけいろいろ、うわ~、ってなる所がある。
でも、新作が発表されるとやっぱり観ようかなという気になる。
時間をムダ遣いしてる感じがしまくるんだけど、
それが少しもイヤじゃない。
なんか観ちゃう、としか言いようがない。
本当に、なんか観ちゃう。
4時間、5時間でも平気だと思う。

シャロン・テート殺害事件は、この映画の背骨と言って良い。
だが、それ以上のなにものでもない。
しかも、事件のことなんか、あらかじめ知ってるくらいでは、
自慢にもならない。
もっともっといろんな、知ってると楽しい、
往年のハリウッド映画界にまつわる小ネタのたぐいが、
たくさん織り込まれた映画だったんだろう。

正直言うとわたしには多分そのうちの

1パーセントも拾えてない(笑)。


エンディングの、タバコのフェイクCMおもしろかった。
席を立たないで最後まで観ましょう。

スティーブ・マックイーン役の人、よく似てたな~。

うーん。なんだかもう1回観たい。
もう1回 時間をドブに捨ててきたい(笑)。