BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK (2016)」をみた。

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK (2016)」をみた。

www.outlaw-movie.jp

それにしてもなんて内容がうすくておもしろくもなんともない公式サイトだ。
もうちょっとやる気を出さないか。

映画はおもしろかった。
目新しさや斬新さは、ストーリー的にも映像的にも
どこにもなかったような気がするが
トム・クルーズの「スターってのはこういうことさ!」な
文句のつけようのないかっこよさが最高。
何歳になってもトムはスターだ。
彼自身の熱意と意欲がほんとにひしひしとつたわってきた。
1シーン1シーン 手をぬかないところがトムのいいところだよ。


ジャック・リーチャーの元同僚・ターナーを演じた
コビー・スマルダーズの知的な美しさがすてきだった。
彼女は強くてかっこよかった。

ジャック・リーチャーの娘かもしれない
ティーンエイジャーの女の子を演じた子は、
さいしょははっきりいって
「かわいくないなこの子」ってかんじだった。
「ほんとはクロエ・グレース・モレッツがよかったけど断られたのかなあ」
とか思いながら見ていたし、
「ぽっちゃり」というにはちょっと
あごのあたりなどがふっくらしすぎじゃないか?
とか余計なことをいろいろ感じてた。
ふつうこういうときはとびっきりのカワイイ子を
連れてくるもんかなとおもうから。
でも、みていくうちに、ああこの子じゃないとだめだった、と
つくづく思わされるようになった。
物語の中盤あたりで、
悪いやつらから身を隠すためにジャックとターナーと3人で
ホテルに滞在するシーンで、
買い物から帰ってきたジャックから「おなかぺこぺこ!」と
うれしそうにファストフードの袋をうばいとるやいなや、
彼の鼻先でおもいっきり部屋のドアを閉め
ターナーとの女子トークを再開する・・・というあれを
みたときには「この子最高!」と感じた。
あのドアの閉め方の容赦のなさとか 勢いのよさ、
すごく堂々と無神経なかんじが
なんか彼女じゃないとダメ感がすごくあってよかった。
トム相手にあれができるのは彼女だけってかんじだ。
ラストになるともう「また会いたーい!!」って
ジャックよりもわたしが叫びたい気持ちになっていた。
いい子をみつけてくるよ ほんと、こういうのの
キャスティングをする人ってのはさ。
キャスティングってのは、どういう技能なんだろうね。
スゴイとおもうわ。

トム・クルーズがお父さん(今回はお父さんかもしれない、だが)
を演じたのをみたのは
宇宙戦争」以来かとおもうが、
あのときも 子どもは「娘」だった。
トム自身に娘がいるからかもしれないが。
お父さん役じゃないときと、やっぱり表情が全然ちがうわな。
なんか、いい顔をしていたとおもうよ。

ラスト数分はつい泣けてしまった。
女の子の表情がとってもかわいくていじらしくて、もうたまらなかった。
ジャックのなんとも不器用な態度もほんとうのお父さんのようだった。
去っていく女の子の後姿は、早足できびきびとしていて、
前向きな力が感じられてよかった。

おもえばコビー・スマルダーズが演じた軍人女性が
身の潔白が証明されて仕事に復帰したときの
後姿も凛としてかっこよかった。

この物語は、ジャックのかっこよさなんかよりも、
女性のしなやかさと強さとを描き出そうとしたものだったのかもしれないね。