2022-01-11 メモ-220111。 仮に私が完全に独りで生きようとも、生きてある限り、私は複数性という条件下で生きることになる。私は自分自身に耐えねばならないし、純粋に考えているとき『私自身と共にいる私』はもっとも明瞭にその姿を現す。なぜなら純粋な思考は、一者の中の二者による対話だからである。 ハンナ・アーレント『政治の約束』 高橋勇夫訳、ちくま学芸文庫