BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

四大陸フィギュア。「モッキンポット師の後始末(講談社文庫)」。

きのう、四大陸フィギュアの男子ショートプログラムで、
無良選手が2位と 大健闘した。
演技をみたけど、じっさいよかったし、
観客の心をつかんでいたなあとおもう。

「観客の心つかみ点」みたいな評価基準はありゃしないんだろうが、
演技がよくなきゃオーディエンスは盛り上がらないんだから、
よかったことの傍証にはなるだろう。

音楽もよかった。たしかあれは「レッドヴァイオリン」の音楽だったとおもうが。

けれども、今朝の読売新聞のスポーツ欄では、
3位の高橋大輔選手が写真いりで大きく載ってたのに対し、
無良選手はさいごのところに数行しか書いてもらえていなくて、
ちょっとかわいそうであった。

わたしは高橋大輔選手より無良選手のほうが、きのうはよかったと感じていた。
よくてもわるくてもつねにみんなの注目をあつめるだけのなにかを持っている、
ということも、
アスリートのだいじな資質なのかねえ。






井上ひさしモッキンポット師の後始末」(講談社文庫)を読んだ。

大野更紗「困ってるひと」がとてもおもしろかったので、
彼女の書くものはできるだけ探して、読むようにしているのだが、
読売新聞の日曜日の読書欄に、
隔週かローテーションでコラムをもってることがわかって、
そこで彼女が座右の書として「モッキンポット師の後始末」を紹介していた。
しばらくわすれていたが、きのう、古本屋さんで見て、
これは大野更紗さんが言ってたなとおもいだし、
買った。

 



井上ひさしのこの、言葉にたいする才気のほとばしりは
もう、めちゃくちゃなものがあるな。

世の中には、みずからの天分のしもべとして生きて死ぬしかない、
本人がのぞむか否かに関わらず、はじめからそうとしか生きられない人というのが
ごくまれにいる、とわたしはおもってるのだが

井上ひさしもそういう人だったんだなと感じる。

すごい。
おもしろいです。