BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

ムリをしない/「卑怯」-181029。

あまり会う機会がない友だちに
メールをおくり、
一人暮らしをはじめたことを
伝えたところ、

「そういうときは
気づかないうちに疲れが
たまっていくとおもうので
いつも以上に自分をいたわるように」
といった趣旨の返事があった。

はっとした。

たしかにそうだ。
急がなくても誰にも怒られないんだし
そんなにあくせく
部屋の整理とか
やらなくてもいいか。

だがカーテンだけは
はやく着けないとな

それと今週 知り合いから
ソファーベッドを
ゆずっていただくことになった。
これで、やっと
ベッドで眠ることができる。
いまカーペットのうえに
ふとんをしいて横になっているが
背中とか腰の痛みで目が覚めて
あんまり気分のいいもんじゃない
板張りの床だからカタイのかなあ。
子どものころはふとんだったが
部屋は畳だった。
ベッドに慣れると
やっぱりベッドがいい
っていう気がする。

カーテンとベッドが入ったら
いったん部屋の整備の
ペースをおとして
休日は休日らしく
すこしのんびりしようかなあ

およそ20日後にネットがつかえる
ようになる。
(おそい笑)
そうしたら押し入れのなかとかの
収納力をたかめるためのラックとか
洋服だんす、デスクなんかの
おおきなものを
ネットでさがしてそろえられるから
12月いっぱいくらいで
そのへんの手配をすませたい
台所も。

たぶん本棚はさいごのさいご、
年明けくらいだ。

2月は雪の季節だから
そこまではかけたくない。


体が丈夫じゃないという
基本設定をとかく忘れがちだ
その深刻度をこの年齢になっても
よく理解してないとこも問題
いまはさいわい体調はふつうだが
カゼやらなんやらかかろうものなら
ざっと10日はまるまるつぶれる
ひとたまりもない
わたしが元気でいなくちゃ
わたしの部屋がある意味もない
気をつけて元気でいよう。


それにしても
引っ越してきてからというもの
かなりスムーズに
寝付けるようになった
睡眠導入剤、もう1週間のんでない
引っ越し初日、薬をどこにしまったか
わすれちゃったのだが
あとで荷物を整理したとき、
お薬がはいった袋を
一応みつけた
だがお守りに置いてあるだけで
のまないでも、寝付ける。
時間は4時間から
ねむれて6時間と短めだが、
でも寝られている。
フラッシュバックも
すくなくともこの1週間は
起きてない。
いいかんじだ。
心配ごとはたえないが
もっともおおきく根深かった問題と
距離をとることができたのは
よかったようにおもう。

のんびりいこう。
ムリはまずい。
人にそれを言われても
ぴんとこないことが
これまでは多かったが
いまは自分ではっきりと
「ムリをしちゃいけない」
と、思える笑
わたしの場合
ある程度ムリをしたいときに
がんばってもらう、あたま、
「マインド」の方にも
不具合をきたしている。
ムリはできない。


・・・


勤務先の同僚が
「卑怯」を
「ひきょう」でなく
「ひきよう」と発音した
ちいさい「ょ」じゃなく
「よ」なのだ。
口調がゆっくりな人なので
ものすごくきわだって聞こえた。
どうなんだろう
おおもとの、もともと、
元来は
おおきい「よ」だった
・・・のかな?
中国由来で「怯」は「興」だったはず
「興」を「きよう」とよんだときが
あったなんて聞いたことがない
すくなくとも現代日本語では
「卑怯」はやはり
「ひきょう」かなと
おもう。
まあべつにいいのだが
本人に
「きのう『卑怯』を『ひきよう』って
発音してたね。」
とか 言ってもなにがなんだか
わからないよな・・・
本人は「卑怯」という言葉を
自分がつかったということさえ
あしたになったら忘れてるかもしれない
すごくおもしろかったんだけど笑

同僚は昨年、仲間とふたりで
どちらがよりよい個人業績を
あげられるか競争して、
勝ったらしい。
なのに仲間が
そのことをあたかも
なかったかのようなかんじで
なにか重要な話を
進めようとしたので
「ちょっとまって、ずるいよ!」
の意味で
「卑怯だ」
と不服を申し立てたのだ
(この流れはすべて
険悪な雰囲気でもなんでもなく
冗談まじりで。)


おだやかな性格のもちぬしで
声を荒げたりなんてことは
ふだんまずない人だ
それが冗談でも
「卑怯」なんて強い言葉をつかって
仲間のズルに鋭く反応した。
その意味でもかなり
印象的だった、このできごとは。