BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

まだまだ/「眺めのいい部屋」/「宝石の国」-190110。

ちょっとがんばろうとすると
体の調子が崩れる。
てきめんだ!
体のなかに誰か お目付け役の
ちっさいおじさんかなにかを
飼っているようだ。

がんばろうとか
身の程しらずのことを
考えてるんじゃないだろうな。
おまえ なに調子に乗ってんだ。
がんばっていいなどと誰が言った。

そう ちっさいおじさんに
スゴまれているような気がする。

まだまだまだまだ、だ。
今週はでも さいわい1回も
フラッシュバック
体験していない。
それだけでも気分は全然ちがう。

・・・

フォースターの
眺めのいい部屋
読み返してみている。
ゆっくりと。
なんか前より妙に
ほほえましさのようなものや
おかしさを 感じるようになってきた。

・・・

アニメ「宝石の国」の第8話
アンタークチサイトとの別れのところ
あまりに残酷だ。
でもすごく美しい。
この場面が描きたかったがために
作者は物語の主人公を
「宝石」にしたのかな、
とさえおもう。

エンディングの歌がいい。
無垢で冷たい歌声が 作品の印象に
よく合っているなとおもう。

アンタークチサイトが戻ってくること
あるのかなあ。
人差し指を口のまえで立てて
「しーっ、静かに」とやった
あの姿が最後とは、あまりに酷だった。

長命な、彼ら宝石たちは
やっぱり いつ死ぬかわからない人間とかと
くらべると 1日の、1年の、精神的な内容が
うすくはあるが、
それでもおおくの宝石たちは
自己鍛錬とか 技術の向上、研究開発に
ちゃんと努力している。
その長い年月のあいだに
仲間をうしなったり
おおきな失敗をしたり 
つらいことがたくさんあり
でもそれをどうにか乗り越えて 
暮らしてきている子たちばかりだ。

フォスは月の秘密よりも
自分の心の秘密について
考えてみるべきなんじゃないのかな。
月の秘密が知りたいのはわかるのだが・・・
それがわかって、自分という存在との
つながりも わかったとしても
でも それは 自分がどう生きたいかの
答えにはならない。
ルーツはルーツだろうが、
未来まで縛るルーツなんかない。
自分がなんのねらいで
なぜ生まれてこさせられたか
知ることに意味がないとはいわないけれども

でも なんにしても、
この先どうしたいのかは
自分で決めていいはずだ。

ちゃんと決めていくために
フォスには心すこやかでいてほしい。
まわりの先輩たちに
すべてのことを どうやって乗り越えてきたのか
聞いてみたらいいのに。
月人と話すのではなくて
先輩と、自分と話をすればいいのに。

あんなに傷ついて
心を凍り付かせてしまって
フォスはかわいそうだ。
これまで300年以上も
なにも考えず 
日々を無為にすごしてたことの
反動もあるかもしれないが
この調子だと 体の部位どころか
心まで彼は損なわれるだろうなと
心配でしょうがない。


・・・