BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

カゼとの闘い/クリーニング店/宅配クリーニングサービスがアツそうだ-190930。

カゼで胃腸が弱っているので
大事をとって夕食は
外出先で和食屋さんに寄り
温かいうどんと味噌汁にした。
カゼをひいたら
四の五の言わず黙ってうどんだ。

病院に行って 出してもらった薬を
さっそく飲み始めたが やっぱり今日になって
ちょっとセキが出てきてしまった。
しかも経験上わかるのだが このセキは
長引く上に体力を消耗する系の 
めんどくさいやつだ・・・
頼む 早く止まってくれ~。
お薬さん がんばって~。
でもわたしの体も一生懸命カゼと戦っているのだ。
37度というビミョーな熱がなかなか下がらないのが
その証拠だ。
がんばってくれ~。
来週 大切な用事がある。
それまでになんとか 治ってくれると良いが。

今日行った クリーニング店。
50代後半くらいの奥さんコンビで
きりもりしていた。
感じの良い親切な店員さんたちだった。
ふたりはとても仲が良く、協力しあって
頑張って働いていたが
ふたりそろって おっちょこちょい。
頭が完全にとっちらかっており、
終始軽くパニックを起こしていた。
ひとりが、あわて者タイプの場合、
コンビでシフトに入るなら、もうひとりの方は
ベテランさんや、落ち着いていられるタイプの
人であるべきだと思うのだが。
実に気の毒なシフト配置だ。
これはシフトを管理している人が悪い。
非常に大変そうであった。
傍目に見ても、あ~あ笑、って感じ。

わたしもカゼはひいているし
1日それでわりと忙しく動き回っていたので
疲れていて余裕がなかった。
ふだんだったらこういうことがあっても
何ということもなく笑って受け止められるのだが
今日はあんまり 店員さんに愛想良くしてあげられなかった。
べつに迷惑なことがあったわけじゃないし、
とりたててイライラさせられたわけでもないのだが、
リアクションがいわゆる「塩」になってしまった涙

和食屋さんで うどんを食べていた時
スマートフォンを見たら着信履歴が残っていた。
着信履歴の番号を見たとき どこの番号かわからず
電話番号でネット検索してみたところ
さっき行ったあのクリーニング店だと判明した。
まだ番号を電話帳に登録していなかったので
わからなかったのだ。
あー、あのお店かあ~ と。
さっきお店で見たあの奥さんコンビの
みごとなパニックぶりを思い出した。
電話をかけてくるなんて、何か手違いがあったんだろう。
でも、なんか、ちょっと
今 かけ直すのはめんどくさいなあ・・・
と思ってしまった笑
さいわい、留守電が残っていた。
こちらからかけ直さずに済んだ。
留守電を聞いてみた。
・・・
わたしは、「手袋」のクリーニングは依頼してない。
だが、どうも店員さんは
わたしが出した洋服のどれかを、間違って
手袋として登録して請求してしまったらしい。
お引き取りの際に、差額をお返しいたします、とのこと。
引き取り用伝票を良く見てみると確かに
「手袋」の項目があった。
たくさんの服をいちどきに出したので
伝票をちゃんと確認してなかった。
そんなことか、なんだ。良かった。
わざわざ知らせてくれるなんて親切だ。

それにしてもたくさんの洋服を
かかえてクリーニング店まで歩くのはしんどかったな。
重いってほどでもないが、非常にわずらわしいものだ。
あのクリーニング店に行くのは今日が初めてで、
事前に調べたところ初回会員登録の場合
クリーニング代が半額になるということだったから、
今回はあのお店を選んだのだったが、
やっぱり店頭を行き来するのは負担感があるな。
クリーニングが終わったら今度は引き取りに行って
それを家まで持って帰らなくちゃいけないんだもんな。
わたしは車もないし、かなりのストレスになる。
なにせ基本的には箸より重いものはできるだけ持たない、
これがわたしの理想なのだ。
店頭利用だと、行きたい時にお店が営業しているかどうか
いちいち確認するのもめんどうだ・・・。
ネットでいろいろ調べたところ
宅配型クリーニング店てのがあるようだ。
家まで、洋服を取りにきてくれるし、
クリーニングがすんだら家に届けてくれる。
10着までいくら、とか定額パック制の所が主流らしく
何着もまとめて出すことが多いわたしなんかに言わせれば
その料金はかなり安い!!
シーズンオフにクリーニングに出したら
次のシーズンでまた着る時までそのまま
服を預かっておいてくれる無料サービスも
あったりするそうだ。
預かりサービスは魅力的だなあ!!
自分の部屋にしまっておく服は
夏には夏の服だけ、冬には冬の服だけになるわけで
ラクだ。最高だ。部屋の収納力にも限界があるんだし。

次回から宅配クリーニングに切り替えよう・・・
わたし洋服けっこうあるからなあ。
便利なサービスがいろいろあるもんだな。
このようなサービス、いつから始まったのだろうな。
わたしと同じようなことを考えている人が
きっとたくさんいて、ニーズが高まったのだろうが。

映画の感想-『ゾディアック』-190929。

カゼをひいた。
幸いそんなに重くはないようだ。
でも、1週間後に、大事な用事を控えている。
セキが出始めると長引くので、出ないうちに治したい。
念のため明日にも病院に行ってこよう。

マイナンバー通知票に記載されている住所も、
そこから引っ越したら書き換える必要があることを
この前知った。
というか通知票に住所が記載されていることを、
ちゃんと確認していなくて、知らなかった。
明日、役所に行ってこよう。




『ゾディアック』を観た。
原題:Zodiac
デヴィッド・フィンチャー監督
2007年、米

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www.youtube.com


話よりも「フィンチャー監督っぽさ」を楽しんだ。
観ていて心惹かれた。

基本的にキャラクターたちが没個性的で
物語も素直すぎる感があり、
ちょっと映画としては物足りなかった。
音楽はすごくカッコイイ。

事件を独自に追い続けた漫画家の
ロバート・グレイスミス氏の著書
読んでみたい。図書館で探そう。
ヴィレッジブックスから出ているらしい。
ヴィレッジブックスはそういうのを良く出すなあ。

映画の中のグレイスミスは
年月が経って事件が世間から忘れられつつあるなか
ゾディアックにしがみついて、単独で調べ続ける。
はたで観ている限りでは、相当にうっとうしい男だ。
気づいたことがあったり新たな情報をつかんだりすると
かつてゾディアック事件を担当していた
(今は別部署に異動している)刑事の元へ飛んで行き、
真夜中でも構わずたたき起こして話を聞かせる。
本人はそれで良いかもしれないが、
やられる側としてはたまったものではない。
年配の筆跡鑑定人は、
グレイスミスが何度も押しかけてくるので
ご老体に負担がかかりそうで気の毒だった。
でも、グレイスミスのように、
どんなに変人呼ばわりされても、周りと違っていても、
やりたいことをやり尽くさないと気が済まない人、
執念の人でなければ、
到達できない場所ってものがあるんだろう。

ジェイク・ギレンホールは名演。
プリズナーズ』(2013年)の時、
彼はもっと声が低くて、
体の動きがやや鈍重だった覚えがある。
それが、『ゾディアック』では若々しく機敏だった。
機敏・・・と言うよりは
そそっかしく落ち着かない、という
感じだったかもしれない。
声も甲高かった。
プリズナーズ』と『ゾディアック』では、
確かに公開年が6年離れているけど・・・
役によって演じ分けているのだろう。
事件に関わった警察関係者や記者たちなどは、
みんな長い年月を経て相応に歳を重ねていくのに、
グレイスミスだけはゾディアックの事件に夢中なあまり、
歳をとるのを忘れてしまったかのようにずっと若かった。

ゾディアックによるものと見られる事件が
アメリカの非常に広い範囲で起こったこともあり
捜査を手がけた署同士の連携がうまくいかず
そのことが、真犯人にたどり着く可能性と速度と、
両方に著しく影響したらしかった。

また、証拠固めにおいて識者の見解を取る場合にも、
学問の世界にもそれなりの上下関係やしがらみがあり
いろいろ難しいように見えた。
警察が、最初A鑑定人に見解を取っていたのだが、
B鑑定人にセカンドオピニオンを求める場面があった。
A鑑定人の弟子にあたるB鑑定人は、
「師匠の鑑定にケチをつけることになりかねない」
そう言って協力を断った。
事件の解決という、共通の大きな目的があるはずだが、
それでも、人びとの足並みは、なかなかそろわない。
観ていてイライラさせられた所ではあった。

もらった言葉。-190927。

「任される仕事のひとつひとつ、
 書こうとすることのひとつひとつを
 やっつけでなく精魂込めベストを尽くして
 書き続けていけば、それが読み手に届いて、
 そのなかで、魂で共鳴し合える深い縁が必ず生まれる。
 こんなことを書くことに意味はあるのかとか、
 わかってくれる人なんていないだろうとか考えて、
 書くのを休めば、その縁が生まれる可能性も、ついえる。
 縁が生まれることを期待して書くのはエゴに思えるが、
 あなたが一生懸命書くことは、
 あなた以外の人の心の役にも立つことだから、
 自分のためでも、人のためになる。
 あなたはずっと書くべきだ」
と言われた。

一生懸命書こうと思った。

映画の感想-『特捜部Q キジ殺し』-190926。

原題:FASANDRÆBERNE
ミケル・ノルガード監督
2016年、ドイツ、デンマークスウェーデン

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原作の小説はこれ↓

www.hayakawa-online.co.jp

圧倒的におもしろかった。
独立した1本の映画としてもそうだし、
シリーズ1作目『檻の中の女』と比べても
わたしはこちらのほうがおもしろかった。
夢中で観た。
これだけおもしろく作れるんだったら、
なんで1作目からやらなかったんだ、と思った笑。
1作目『檻の中の女』も、わたしは、あれはあれで
おもしろかったと思っているし、そんなに不満はないつもりだ。
だが、こうして考えてみると、やっぱり
「もっとおもしろくあれたはずなのに・・・」
という気持ちがあったのかもしれない。

york8188.hatenablog.com


さて、『キジ殺し』についてだ。
「彼女」は確かに、過激な性格だった。
自分の気持ちを表現する方法が、極端で偏っていた。
他者に残酷で、暴力的だった。
※彼女のそうした面が形成された背景には、
 家庭の愛に恵まれてこなかったことや、
 思春期だった、ということも関係しているだろう。
とても難しい子だったことは事実であるし、
申し開きのしようもない過ちを、多く犯してもきた。
だが、
「だから彼女は人を愛することができない人だ」
ということにはならないし、
彼女の想いが、ふみにじられて良いことにもならない。
カールが守ろうとしたのは、その部分だったように見えた。

彼女の選択は、方法論の部分まで含めて
この物語にとって完全に正解だったと思う。

特権階級の男の身勝手な征服欲と、その生贄としての女
という構図は、スティーグ・ラーソン
『ミレニアム』などにも通じる。
ディトリウの無垢で傲慢な「セレブらしさ」は
ウディ・アレン監督の『タロットカード殺人事件
でも、観た。

york8188.hatenablog.com


思えば、カールは、
誰ともうまくやれないムチャクチャな自分と
彼女とを重ねたのかもしれない。
実は、これまでわたしは、
カールのヘンさがあまり気になってこなかった。
物語であるから、彼の思考や行動の理由が
ちゃんとわかるようになっているので、
一見おかしいように見えても、そこには意味があるのだと、
安心していられたからだ。
だが、良く考えると、カールはかなりタチが悪い。
人を怖がらせるタイプの変人だ。
どんなに優秀でも、
はたして警察にいさせて良いものかどうか微妙
・・・と言うか、むしろアウト、くらいの男。
秘書ローセという新たな視点が加わったおかげで、
わたしはそのことがわかるようになった。
彼女はカールを評して
「こんな破滅的な人、見たことない」と。
とてもついていけない、と仕事を辞めたがった。
確かに、そうなのだ。
不潔で、陰気で、暴力的だ。
他人とのコミュニケーションはドヘタ。
世間話はおろか、朝のあいさつもおぼつかない。
ものを考えるスピードが速すぎ、発想も飛躍しすぎ。
犯罪すれすれの越権行為や予算の濫用で、上司を泣かす。
半開きの口が、絶えず何か言いたげ。
いったん舌が回り出すとズケズケ言いたい放題、聞きたい放題。
不穏な感じだけをその場に残して、フイっと姿を消す。
「もう少しで、重要なことが思い出せそうなのに
 思い出せない」
・・・みたいな風に、意味ありげに眉をひそめ、
さらに、目つきはキョロキョロ(孤独で女に飢えてる)。
予備知識なしにカールという人物を見たら、
何だこの人、怖い・・・と感じるはずだ。
捜査される側の立場で彼と一度でも会ったなら
うわあ、もう金輪際会いたくない、と思うに違いない。
してみるとカール役のニコライ・リー・コスは名優だ。

ポスタービジュアルには
わたしの思うカールの性格や雰囲気が、とても良く出ている。
アサドの、バランスの取れた、温かな人柄も、
立ち姿ににじみ出ている。

カールにアサドという相棒がいてくれて、良かった涙

テルマの切り札には、やられた、という気持ちになった。
ディトリウは、おそらく何も知らないままだった。

マークが率いる特捜部Qは、
いずれもっと、国家権力や警察上層部の
圧力を受けるようになるだろうな。

 

・・・

追って、原作小説を読んでみるつもりだ。
そこで、確認できたらしたいことが、いくつかある。
本筋に影響するほどのことではない気がするが、
これってどういう意味なのかな、と思う点が多かった。
前作『檻の中の女』は、小説の方が映画より情報が豊富。
映画でわかりにくかったことの確認も、小説でできた。
映画を観なければ良かったなーとも、
小説を読む必要はなかったなーとも、
まったく思わなかった。
『キジ殺し』も、小説を読もうと思うし、
そこで理解が深まる点がたくさんあるものと期待する。

・カールが現場から持って帰ってきたばかりの
 故ヤーアンスン警部の独自捜査資料の内容を、
 アサドがあんなに早く把握していたのはどういうことか。
 まるで、もう30回繰り返して読んだ、というくらい、
 完璧に内容を理解している口ぶりだった。

・「殺したのは俺じゃない」と言っていた。
 多分、罪を着せられたんだと思うが、だとしたら
 20年経過しているとはいえ、
 「殺してない」と言ってしまって良かったのか。

・ディトリウらとビャーネが知り合ったきっかけは。

・現場から7キロも離れた所で通報したのに、
 追い付いてきたのは早すぎないか。
 間をおかず、すぐ後を尾けてきたのか。
 また、追い付いたにも関わらず、
 その時点で殺してしまわなかったのはなぜか。

・特捜部Qの捜査の進捗に関する情報が、
 容疑者側に漏れている危険性が浮上した時、
 なぜ新入りのローセが、疑われなかったのか。

・双子も、寄宿学校の生徒だったのか。

・キミーの実家の稼業。

・キミーの身体能力が、やや異常と見られるほど高い理由。

・「彼らはみじめな天使なの 
  空の断片が落ちて目に入る」
 「彼のキスで引き裂かれる」
 このような詩的表現の素養を、どこで身に着けたか。

・「実は二人とも死んでいます」の意味。
 (『二人』が双子の兄妹を指していない可能性)

・キミーが実家に帰った目的は。
 「なぜ家じゅうを散らかした」のか。
 また、実家に来たのは本当にキミー本人か。

・銀行口座の残高が突如激減した理由。

・金があるのに、路上生活を選んだ理由。

・20年間送られていたという手紙は
 本人が書いたものか、偽造か。

小学生に本をかりる-190925。

友だちのお嬢さん(小学4年生)が、
この前会ったときに本を貸してくれた。

はやみねかおる「奇譚ルーム」

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publications.asahi.com


東野圭吾「ウインクで乾杯」

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honto.jp



アンソロジー「世にもふしぎな動物園」

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honto.jp


他にも読みたい本がたくさんあり
そちらを先に片付けようとして
後回しにしてしまって
ずいぶん遅くなったが全部読んだ。
 

奇譚ルーム
・・・おもしろかった。後述。

ウインクで乾杯
・・・つまんなかったが、設定が変わってて、雑学収集になる。

世にもふしぎな動物園
・・・アンソロジーのトリを飾る小川洋子の作品はさすがの傑作。
これだけ、なんか全然ほかのとキレがちがうな、
グイグイ読ませるな、誰だろう、と思って扉にもどり
作者を確認したら小川洋子となっていて、いたく納得。
なんか太宰治・・・いや、ちがう。もっと近いのがある。
会田綱雄の「伝説」だ。
わたしは、和歌とか詩は、ぜんぜんわからないんだけど、
「伝説」は学生時代に読み、美しかったからよく覚えている。

万葉集の、ほかひひの歌かなんかが、
うっすら原案にあったんじゃないかなと、おもっているが。
いとこなせのきみおりおりて、の長歌だ。
最初に登場する動物は鹿だけど、次のセクションで蟹が現れる。
歌い手が鹿や蟹になりきって、
大君の捧げものとなって、食べていただいて、
恐れ多くもありがたいことです・・・みたいな歌なんだけど、
「塩」とか、いくつごとにまとめて束にして、
市場に持って行って売る・・・みたいな描写が、
この歌は、「伝説」と良く似ている。

それにしてもまだ小学生なのに
ずいぶん難しいもの読んでるんだなあ。

わたしが彼女くらいのとき何読んでいたかな。
はっきり記憶に残ってるのは
吉本ばなな「キッチン」かなあ。
太宰治パンドラの匣」「お伽草子」「ヴィヨンの妻
童門冬二織田信長の伝記
あとシャーロック・ホームズか。
「踊る人形」「バスカヴィル家の犬」今も大好きだ。

でも読んだからといって
ちゃんと意味とか、わかっていたかどうかは。
・・・わかんなくても別に良いのかなという気もする。

「奇譚ルーム」については
最初、かりるつもりはなかった。
というのも単純に、お宅におじゃましたら、
お嬢さんが、じまんの蔵書を見せてくれたので
このなかで最近読んでおもしろかったのは?
と聞いたら、「奇譚ルーム」だと。
彼女、しゃべりだしたらとまらなくなり
結末も謎解きも何から何までみんな話してくれた笑
それがなかなかおもしろくて
わたしは本に興味を持った。
だが、いかんせん、今やオチを知ってしまっている。
「きみ、この物語の秘密を 全部知ってるわけだけど、
  知っていても、またこの本を読みたいと思う?」
と聞いてみたら、ちょっと考えたのち彼女は
「うん、思う!」と大きくうなずいた。
彼女もしきりに薦めてくれたので
かりてみることにした。
実際「奇譚ルーム」は、かなりおもしろかった。
ありきたりの、そういう系かと思いきや、
二重三重にひねりが効いているし、何より、
しゃれた結末が待っている。
長編アニメ映画化しても楽しそう。

本を返すとき、おかえしに何か、わたしも本を
プレゼントしたい気がするが、何がいいかなあ〜。

他ブログ更新中-『アヒルの子』レビュー-190923。

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www.une-cabane.com

www.kinenote.com

10年前の初公開以来、
たまに再上映されそのたびに好評を博してるそうだ

このまえわたしも観に行ってきた。

もっと早く 書ければ良かったんだけど、
残念ながら今回の公開期間は終了してしまった。
でもまた必ず再上映されると思う。
そのときはぜひみなさんも観に行ってみていただきたい。

諸事情から、DVD化はされそうにないらしいので、
劇場公開を待つほかはない。

恋とボルバキア」もとても良かった。
2年前に観た。

york8188.hatenablog.com

www.kinenote.com



映画の感想-『ヘイトフル・エイト』-190922。

原題:The Hateful Eight
クエンティン・タランティーノ監督・脚本
2015年、米

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www.youtube.com


何度観ても悪趣味でヒドイ映画だ・・・(笑)
これを観ていったい何を思えば良いというんだろう

だがついつい何回も観てしまう・・・
いつも何かしら新しい発見がある

サミュエル・L・ジャクソンがワルすぎる。

ジェニファー・ジェイソン・リー
自称新任保安官を演じているウォルトン・ゴギンズ
すごく光っている。