BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

230114。

生理痛きょうもしんどいが、ロキソニンがいいかんじに働いてくれて 昨日ほど痛くはない。 

 

あしたになったらもっと良くなっているはず。

 

きょうは久しぶりに雨が降った。前日の夜から空気が変わってきたのがわかったし、雨の匂いも強く漂っていた。

この1か月くらい、ずっと晴れなのはいいのだが、とにかくカラカラに乾燥していたから、雨が降ってくれて良かったとおもう。

 

あした雨があがってくれたら、神社に初詣に行きたいけど、来週末でも別に良い。

 

Amazon prime video で『ザ・セル』という映画を観た。

連続女性監禁殺人事件が発生し、あらたにまた一人行方不明になった。犯人は一定期間、被害者を監禁してから殺すので、今ならまだ、被害者が生きている可能性がある。そんななかFBIは容疑者のカールを拘束することに成功するのだが、彼は重度の統合失調症で意思疎通が難しく、被害者の監禁場所を聞き出せる状態ではなかった。被害者の救出を急ぐFBIは、カールを先進医学研究所に運び込む。そこでは、クライアントの精神世界に入り込んで治療的対話を行うというあたらしい精神医療の研究が進められている。FBIから依頼を受けた精神科医キャサリンはカールの精神世界に潜入し、事件解決のための手がかりを得ようとする。

ストーリーはありきたりだったが、別に、悪意を感じるほどヒドイとか、最悪だとか、つまらない、とかいうほどではなく、単純に、ありきたりなだけだった。
音楽と映像はすごく良かった。音楽と映像だけのために、この映画をまたいつか観たくなるだろうな、とおもったくらい良かった。
中盤の演出には、ちょっとヤン・シュヴァンクマイエルっぽさを感じた。意識してたのかな。

ただ、カールのターゲットがなぜ「若い女性」でなくちゃならないのか、良くわからなかった。話から順当に考えたらカールが選びそうなのは若い女性よりもむしろかつての自分と同じ年頃の「男の子」なんじゃないかと思った。性的異常ではなくあくまでも精神疾患からくる妄想と幻覚が彼を駆り立てているっぽかったし。その点あんまり筋が通ってないと思った。なんか「連続殺人の犠牲者って言ったら若い女っしょ」みたいな作り手の固定観念が脚本のしまりのなさに反映されちゃってやしないだろうか。しかもそのことにだれも疑義を呈さないまま脚本が固まってしまった、というかんじ。

あと、FBI捜査官の男が、どうしてキャサリンの学生時代のつらいできごとのこととか知っているのかなと思った。彼はカウンセラーの資格とか持ってないしキャサリンと恋人でもない。キャサリンがそんなことを彼に打ち明ける場面はわたしが観ていた限りではなかったとおもうが。彼はどこでそんな情報を得たのだろう。実は撮影段階ではそんなシーンも撮っていたのだが編集段階でカットしたのに台本には残ってしまったとかそんなかんじだろうか。

 

2年くらい前(去年だったかもしれない。)に『コントラ』(アンシュル・チョウハン監督)という映画が公開されて かなり良かった。以来、これに出演していた役者さんのInstagramのアカウントをフォローしてる。そしたら、きのう、舞台劇の出演予定を投稿してた。劇のあらすじを読んでみたら、面白そうだったので、さっそくリンクから予約ページにとんで、千穐楽公演のチケットを予約した。演劇をみることなんて、ふだんそんなにないので、たのしみにしている。