原題:Girl with a Pearl Earring
ピーター・ウェーバー監督
2003年
英・ルクセンブルク合作
映像が美しかった。すみからすみまで。
内容的には原作小説の方がもちろんはるかに良い。
緊張感が文章にうまく凝縮されている。
(と言ってもわたしは翻訳版を読むしかないのだが。
つまり翻訳が良かったのかなと思う)
でも映画もすごく健闘していた。
あの小説の実写映画化として
これ以上は望めないだろうな、と思うほどだった。
グリートがピーターを求めたわけも
良くわかるようにちゃんと描かれていた。
全員 演技が素晴らしい。
「私たちはみんな彼の獲物よ」
「(私の)心まで描くの?」