BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

無題-200417。

体に腫れが出たのは帯状疱疹だとわかった。かゆいというよりは痛い。服とこすれただけで、神経に直接響くようなショックを感じる。ゼンソクとの二重攻撃でだいぶまいっている。でも生きている。これよりももっとつらいことや、苦しいことも、過去にはいくつかあった。

ともかく一秒でも長く家の中にいて横になるようにしている。

 

本を読むことと 映画とかを観ることが良い気晴らしになる。短い間でもつらさを感じずにいられる。

エリザベス1世の治世についていよいよ知っていこうと思ってたけど

やっぱりリチャード2世からヘンリー4世からヘンリー5世、のところ(シェイクスピアの『ヘンリアド』に当たるところ)が好きになってきて、そのあたりを、またウロウロしている。ただ歴史について知識を吸収するとかいうのでなくて「史劇」になっちゃってるのがポイントで、特にシェイクスピアの戯曲となると、実写映像作品はたくさんあって、いろいろな役者さんが演じていて演出の手法もそれぞれバラエティに富んでいて、見比べるのが楽しい。こうしてタコツボにハマって出られないんだと思う。

『ホロウ・クラウン』という、まさにこのヘンリアドの実写化海外ドラマがあるのを知って、リチャード2世まで戻ってきた。このドラマ、シェイクスピアのセリフをかなりそのまま使ってて、戯曲を読んでから観るとすごくおもしろい。文字だけではわからないところを映像で「答え」にしてみせてくれる。「こういうシーンだったのか」と納得できて、良い。その上で原作戯曲に戻るとまた違った味わいがある。

 

わたしのなかのエリザベスは、まだまだとうぶん、戴冠できそうにない。