BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

つれづれ/映画の感想-『まほろ駅前狂騒曲』『まほろ駅前多田便利軒』-190726。

昨日たくさん歩いたからか
さすがにゆうべは 少しだが、
薬に頼ることなく眠れた。
起床して、まず、
昨日傷めた左足首の具合を確認した。
特定のポジションに曲げると、
ちょっとばかり痛みが走るが、
腫れは引いている。赤みも消えた。
これなら、放っておいても治る。
接骨院には行かないことにした。
(先生に怒られそうだから行きたくない)

今日は涼しい場所に出かけて行って
仕事をして
夜になったら友人宅を訪ねる予定。

それにしても暑いな。
かんべんしてくれや。

・・・

ゆうべ、就寝前に、映画を観てみた。

まほろ駅前狂騒曲』
大森立嗣監督、2014年、日本

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過去にも何度か、観た。
何とも、散漫で、どこに心を寄せたら良いか
わっかんない映画だよなー。
行天(松田龍平)と、はるちゃんの
心の距離が縮まっていく過程が
スムーズ過ぎることがかなり不満だ。
そこをあんなにあっさりと流しちゃうのでは、
じゃあこの映画、一体何が描きたかったんだよ、
と思ってしまう。
ただ、感じる不満はそればかりじゃない気もする。
あと、多分、頭を働かせてもっとちゃんと観れば、
散漫な内容のなかにも、全体から
何かしらのメッセージっぽいものを、
キャッチすることが可能な気もする。
でも、いかんせんその作業をやる気になれない。
うまく言えない。
どうも集中して観る気にならない。
ひとことで言うとそれだけ。
何がそんなにいけないのかな~。

だが
まほろ駅前狂騒曲』は
柏木さん(真木よう子)が登場する。
そこはかなりポイントが高い。
というかそこだけでかなりポイントが高い。
柏木さんがとにかくカワイイ。
多田にデートに誘われたときの
「行きます!」がとってもイイ。
柏木さんの登場シーンが観たくて、
「狂騒曲」は、繰り返し観る。
真木よう子、大好きだ。

このシリーズとしては、第1作の方が好きだ。
まほろ駅前多田便利軒』
大森立嗣監督、2011年、日本

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こっちの方が、あくまでもなんということのない内容で、
良い感じにゆるーく、無難にまとまってる。
でも こっちだって、
散漫と言えば散漫な内容であり、
そこは『狂騒曲』と大差ないのだ。
なのに不思議と、『便利軒』は満足度が高い。
子どもに頼られると、ついついはりきって
お父さん風を吹かせちゃう多田(瑛太)が
何となく いじらしくて 
悪くないのかなと思う。

星(高良健吾)も好きだな。
妙な迫力があって。
「走れ、便利屋」。


まほろ駅前シリーズ、
テレビドラマが好きでめずらしく楽しみに観てた。
柏木さんがステキだったのは言うに及ばず
松尾スズキが良かったような気がする。
アドリブと思われる、松尾スズキのおかしな演技に
瑛太が必死で笑いをかみ殺し
あごのところをプルプルさせてたのが忘れられない。