BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

居場所/古書店で本を買う/モレスキン-181221。

居場所を増やしていかなくちゃいけない。
可及的すみやかに移動する必要がある。
いずれにしても
このままやっていくことは難しい。
わたしがそこにいる、ただそれだけでも
当然のことながら周囲に影響がでる。
ほかの人の居心地をわるくしたり
動くにくくさせていることを感じるし
それを感じることは なんといっても
わたしにとって 苦しい。

いていいと 言われたからといって
それに甘えていてはいけないんだとおもう。

・・・

きょうは調子よかった。
5時間も寝てないけど、すっきり起きられて、
朝、熱いコーヒーをすすってから
家をでる きもちのよゆうがあった。
電車でも、気分わるくならなかった。
やはり外では油断は禁物で
しっかり両耳にイヤホンをつけて
ボリューム大で音楽かけとくほうが安心だ。
さいわいきょうは ずっと元気に仕事ができた。

・・・

近所のちいさな古書店で、
今月も本を買う。
カストロ氏(元キューバ大統領)の評伝と
キュリー夫人の次女エーヴ・キュリーさんによる
お母さんの評伝と(エーヴさんはすごく美人。)
柳田國男の著作と 
ヘンリー・ジェイムズの「鳩の翼」
あと、
米山義男という人の「宗教時代」
も、なんとなく おもしろそうだったので 買った。

白拍子や傀儡、遊女にかんする研究書もあって
読んでみたかったのだが
ざっと50年くらい前の本で
とても高価だった。
ケースに入ったハードカバーだった。
中身を取り出して 立ち読みしようとしたが
カタくて 中でちょっとひっかかってるのか
出せなかった。
読んでみたいなー
あわよくば欲しいんだが。
ご店主と 価格交渉できるくらい仲良くなれば
可能性があるかもしれない。

ガウディの建築の ポケットサイズの写真集があって
装丁と表紙のデザインが
すごくかっこよくて ひとめで ひかれたが・・・
来月まだ 残ってたら買うことにしたい。
ほかの人の目に触れにくいように 
奥のほうの書棚の陰の
まだ整理されてないらしい本の山に
そっと はさみこんどいた。
まえに都下の ある古書店でおなじことをやったら
1ヶ月誰にもみつからずに 
わたしを待っててくれた。

けど お店のご主人に、
わたしがあほなことをしていたのが
みられていたらしく、
あとで会計をするときに、
「ガウディ買ってくれるなら
買いたいときまで レジで預かっといてあげるよ」
と 言われたので お願いした笑
ほんの400円なのに すいません笑

・・・

 

来年分の手帳も入手した。
モレスキンの黒の ダイアリーノートを
断続的にここ9年くらい使っている。
手帳を必要としなかった時期もあったし
(スケジュールの管理に
携帯電話のカレンダー機能を使ってたり)
モレスキンじゃない手帳を
使ってた時期もあった。
とくに前の職場にいたときは
2年くらい 違うものを用いていた。
もっとカラフルで
かわいいイラストとかいっぱい入ってて
開くのが楽しみになるようなものを。
超絶過密スケジュールの現実を
受け止めることがイヤ、という
自分のよくないところを改めていこうと
考えたからだった。
(わたしは現実と未来について考えることを
あんまり好まない性格だとおもう。)
けっこう効果があった気がする。
仕事とプライベートとで
予定を色分けしたりとか。
今月はほんと
仕事ばっかりしてるよなとおもったら
ムリしてでも遊ぶ予定をねじこんだり
早く帰る日をつくったり。
(つくりたくとも不可能な場合も
多々あったが
やろうと努めることに
意義があったとおもいたい)
そんな紆余曲折をへて
けっきょくのところ
モレスキンに帰ってくる傾向がある。

モレスキンは ひとことでいうと
ああだこうだと話しかけてこない 
どこか高貴なつつましさ。そこが好きだ。
今日はこよみでいうところの何の日です!
大安!赤口立秋!クリスマス!とか言ってこない。
平日と土日祝の色分けさえない。
でも、粛々と 一種の矜持さえ感じるしずかさで
わたしが基本的に求める種類の 快適さを
提供してくれているとおもう。
勝手にわたしがそう感じてるだけだが。
やや犬寄りの性格のネコ、とでもいったらいいか。
いや だんだんわけわからなくなってきた

手ざわりがとにかく きもちがいい
紙がなんとなく書きやすい 紙の色もいい
味もそっけもないシンプルなつくり
のようにみせかけて 細部に気配りがなされている
何書いてもどう扱っても ぜんぜんいい
そんなかんじに たいへん 
なにかこう 自由?を感じる。
また、ただの罫線ノートの分量が
多めにとられている。どう使ってもいい。
わたしは 読んだ本のタイトルや感想
きもちや思考のかけらを書き込んで 
あとで見返し 展開してブログに書く、
といったことをやっている。

ちいさいし薄いし 荷物にもならないので
じゅうぶんだと感じる。
多少お値段は張るほうなのかもしれないが。
(わたしがいつも購入しているの、2500円くらい)

よさそうな手帳は世の中にいっぱいある
どれもすてきだ
世間では ほぼ日手帳が毎年 隆盛。
とってもかわいいし楽しそうだが
まず サイズがでかすぎる。
自分の場合はそれでアウトだ。
あの手帳が入るサイズの 
カバンを持ってない。