BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

冬の旅、春の夢。-181124。

調子をくずして
ほぼまる一日寝てた。
カゼぎみのところへもってきて
じつをいうと
きのう、携帯に配信されるニュースで、
あることを知ったのが地味に効いた。

それは、
もと芸能事務所勤務の男性が
社長からパワーハラスメント
受けていたことを、明かした件だ。
煮たった鍋に顔をつっこまされて
ヤケドをおわされるなどしたという。
(パワハラというか傷害でしょこれ)

男性がいまでも、鍋料理をみると
フラッシュバックをおこす、と
語っておいでなのを読んで
なんだかわたしまで
自分のことをいろいろ
思い出してしまい、
そこからはもう、
浮上はむずかしかった。

あしたカウンセリングの予約を
さいわい入れてある

被害にあわれた男性に
共感する。
いまは苦しいとおもう。
つらいきもちがこれからもずっと続き、
終わらないような気がするとおもう。
だが、じっと耐えて、生きて、待つ
ただそれだけで
冬のあとには春がくる。
いつかまた思いわずらうことなく
おだやかに過ごせる日がもどると
そう信じていただきたいとねがう。


かくいうわたしも
きょうはこのとおり、かなり落ちたが
いまはもう
最悪のところは脱している。
一日じゅうふるえながら
しくしく泣くか
そうでなきゃ寝てただけだけど。


さっき近所の銭湯いってきた笑
わたしは小さいときに
あそびにいった茅ヶ崎
海水浴場で起こった
ちょっとしたトラブルが
心にすりこまれてしまった関係で
海、プールが完全にダメであり
川、湖もだいぶダメ、
おおきいお風呂もかなり
ノーサンキューの部類だ。
だが、そのすりこみが
近年すこし解けつつあって
自分でもおかしいとおもうほど
抵抗なく、銭湯行ける
行こうと積極的におもうことが
まず、いままでなかったのに
なぜ急に銭湯なのか
よくわからないが
銭湯はいい、と、ただおもった
海とプールはこれからも
ダメかもしれないが。
銭湯はいい。
みんな、
ほかほかした空間で
はだかでゆったりすごしてて・・・
小さい子とかいて
おばあちゃんもいて
外国語話してる人もいて
いろんな人がいて
あと、お湯を、節約とかかんがえず
おもいっきりつかえるのもいいな笑
知らない人ばかりで、
べつに誰と何を話すでもないんだけど、
心も体もあたたかくなって、
なんかいい。

帰るころには
ずいぶん気分がよくなり
ひきはじめのカゼが治っちゃった
ような気さえした。

こんなことで、
さびしさとかつらいきもちって
まぎれるんだな。
これまで感じてきた苦痛は
なにをしてもまぎれたとはおもえず
軽くもならなかった
内側のふかいところを
たえず蝕んでくるかんじが
していたものだった。
わたしは
それはなくならないものだと
高校生くらいのときから認識してた。
「慣れるか、さもなくば死ぬか」
くらいのことを考えてたものだ。

だが、いまはすこし
きもちがちがう。
たとえ
長年にわたり浸食された部分が
かわらずいまもあるのだとしても、
拡がってはいないし
膿んできてもいない。
かわいて、かさぶたに
なるかもしれないと思える。

それにしても
おなじ携帯配信ニュースで
おなじ労働問題関連でも
ブラック企業体験イベント」
なるものの参加レポート記事は
ゲラゲラ笑って読んだから
われながら不思議だ笑。
「スーパーミラクルハッピー(株)」笑。
おもしろいこと考えるなあ。
なんの目的でやったかわからないし
その目的がかなえられたとも、
どうも思えないけど笑