BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

なんかハミデント-181121。

他人がつくった組織に
所属しているかぎり
そこに自分をあわせなくちゃいけなくて
でもあわせることができなくて
なのに他人がどうにかしてくれるのを
待たなくちゃいけない、
なぜなら他人がつくった組織だから。
自分でどうにかするにしても
組織にあるかぎり範囲はかぎられる
しょうがない

自分をあわせなくちゃいけないのに
ぴったりあわせることができない、
みんなうまくやってるように見えるのに
自分だけが、なんかはみ出てる、という
みじめさとか
重苦しいイライラ感って、
そんなにもぜったいに
なにがなんでも
人生において
感じなくちゃならない
きもちなんだろうか。
そう考え出すともう
なんかつらくなってくる
つまり
がまんしたくないのだ
がまんて
しんどい!!

わたしはほんとうに
がまんがきかない
耐えることをすぐに
「自分のきもちにうそをついている」
ことだと考えてしまう

サイズがでかいということなら
腕まくりするなり
てきとうに着くずして
いつかそのサイズがぴったりに
なるくらい自分が成長することが
あるのかなあとかおもいつつ
それまでは
おしゃれのようなことを
たのしんでもいいかなっておもう
それだけよゆうがあるのだ
でも小さくかんじるシャツは
着ててこれほどしんどいものはない
なんか動きにくくないか?
いやこのサイズは
あなたに合っているはずといわれても
合ってないもんは合ってない

がまんすることが大人、みたいに
いわれる。
おかれた場所でせいいっぱい
いろんなままならないこと
堪え忍びつつも
がんばるのが大人

お給料はガマンや忍耐への対価

なんだかカッコイイ響きではある

でもそれは
がまんしなくちゃいられない状況を
自力で変えることができない、
または不安で、
みんなとちがうことをやるのが怖い、
じつのところ変えたくない、
そんな自分にマルをあげたい人同士
「ねー、そうだよねー」と
なぐさめあっている
それだけともいえるんじゃないか。
おおくの人がそうだから
よりおおくの共感をえる、
おおくの人がくりかえし
考えてきたことだから
練られてしゃれた表現になった
それだけのこと

向き不向き
やりたいやりたくない
できるできないはある

みんなおなじじゃなくていい

その組織にあってこそ
力を発揮できる人も
たくさんいるはずだ
やりたくてもできなかった人や
やりたいと口ではいいつつ
やりたくなかった人の
それぞれの深い事情や
とりまく制約について
思惑と展望について
しるよしもない
みんなそれぞれでいい

みんなそれぞれでいい!



わたしは苦しい。

みんなと、
一ヶ所にかたまってると
とてもあったかいし
なぜだか 正しいことを
しているような気になれて
すごく安心だ。
みんな一緒だから
必要な情報も容易にえられる。
だけど疲れる。倦んでしまう。
けっきょく
自分でやっているんじゃない、
自分のせいということにならない
というのが
つくづくつらくなってくる。

自分にやらせてくれないのがわるいとか
そんなくそ貧乏くさい
みっともなくてさもしいきもちに
かりたてられるのは
たまらなくイヤだなあ。


だがわたしに
覚悟はあるのだろうか
また、可能なんだろうか。
決めないなら
やらないなら
わたしも「大人」ということだ。