BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

九代目雷門助六師匠はお元気。-180703。

だめでもともとのつもりで 
九代目雷門助六師匠の近況をたずねるメールを 
所属の落語芸術協会に おくってみたところ、
事務局からすぐに、ていねいな回答があった。
師匠はとてもお元気で、「あやつり踊り」も
健在とのこと。
しかも、こうした内容のメールがきた、と
ご本人にもおつたえくださると
うれしいことを書いてきてくれた。

今月末には静岡県で、
お弟子さんといっしょに落語会をひらかれるそうなので 
新幹線で ちょっといってくるつもりだ。
師匠の生まれ故郷の横浜でも
この夏に何回か演芸会に出演されるみたいだ。
さっそくチケットをとった。

わたしが知るかぎり、
すくなくともおととしの秋ごろから昨年の前半までの約半年間は、
確実に、月2本は定席にあがっていた。
わたし20日に1回は会社をどうにかこうにか抜け出して
自転車で末廣亭にいっていたし、
浅草や上野にも週末に出かけていた。
それが、今年にはいってからこの半年というもの、
ほとんどでなくなっていることはたしかで、
それについては事務局のかたも
「最近は定席に出演予定がない」うんぬんと、みとめておいでだった。

寄席にはたくさんの噺家さんや芸人さんがでる。
1日中、入れ代わり立ち代わり 
いろんな芸を見せてくれるなかで
自分がすきなかんじの噺家さんをみつけたり、
二ツ目の若手の成長をみまもったり、
そうやってお客は、おもいおもいに楽しむんだとわたしは認識している。
わたしの場合は助六師匠の噺が 
なにか、なんとなく波長があったということなのだろうが、
ずっと できるかぎり 寄席にでかけては、聞いてきた。

70代・・・
 
師匠のほうは、でも、
本人としては、どうしていきたいのかな。
何をお考えなのかな。