BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

古い映画を観るのは楽しい。-170614。

世にも怪奇な物語』(1967年)の
『影を殺した男』のアラン・ドロンがとても好き。

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「ウィルソン!!」と叫ぶ所と
ブリジット・バルドーの背中を打つ所の
アラン・ドロンの表情が好きで、何回も観ている。 
アラン・ドロンはただイケメンなだけじゃない、
という感じが、あの表情をみるとすごくするのだ。
世にも怪奇な物語』はアラン・ドロンの他にも
ジェーン・フォンダテレンス・スタンプなどの
人気役者が出演していて、 
監督も3人とも実力ある人たちであり
何度観てもわくわくする。

ただ、テレンス・スタンプの『悪魔の首飾り』は苦手だ。
いたましすぎて、なかなか観る気になれず、
いつもジェーン・フォンダの短編と
アラン・ドロンの短編を観たら、そこまでで
あとは観るのをやめてしまう・・・。

こういう、スゴイ役者が何人も出演している
オムニバス映画が他にもあったと記憶している。
観たことがあるんだけど。タイトルを思い出せない。
それにも確かフェデリコ・フェリーニが参加していた。
いや、参加してなかったか?
お堅いかんじの男と、その妹(いとこ?)が出てきて、
退屈なお食事会みたいなことを家でしょっちゅうやっていて
でもその男には、実は妙に背徳的な願望がある、みたいな内容の
短編を含む、オムニバス映画だった。
牛乳が関係するストーリーだった。
子どもの声で、すごく印象的なテーマソングが
歌われたのをおぼえているんだけど。
そのテーマソングに何度も「牛乳(Latte)」って詞があった。
変わってておもしろかったんだけど。
たしかルキノ・ヴィスコンティが参加してたか・・・
タイトルが思い出せないんだよなー。

古い映画は本当に楽しい。
今の映画も良いのだが、
昔の映画では、今はもう観られないようなものが
いろいろ観られるし、感じ取ることができる。

日本の名作・・・小津安二郎成瀬巳喜男
映画などもこれからは積極的に観ていきたい。