BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

家にくるノラネコ。ちょっとだけ仕事のこと。あと新人さんのこと。-160625。

わたしが住んでいる家には、昔からノラネコがあつまる。
積極的に食べものをやったりしているわけではないが、あつまる。
縁側とかは時間帯によって よい日なたになるし、
ちいさな庭にふかふかの短い雑草とコケがびっしり生えており、
そこは自転車が出入りするとき以外は完全にフリースペースで、
ねっころがったり子ネコを遊ばせたりできるので、
都合がいいのかもしれない。
じっさいいつも1~2匹ねっころがったり 
いるときは子ネコが遊んでたりする。

あと われわれ家の者が基本的にネコ好きだから、
来られても歓迎もしないが決して邪険にもしないので、
安全地帯だと認識しているのだろう。

顔ぶれは、その時期、その時期で変わるが、
だいたい固定した2~4匹、というのがいる。
(なんかあんまりうまい説明じゃないね。)
世代、世代でいろいろなことがあった。
そのうちおもいだしたらまた書く。

いまは、よくくるのが2匹いる。
このキジトラの2匹は顔がよくにているから、
きょうだいじゃないかなとおもう。
というか、うちで数年前まで飼っていた
キジトラのネコのきょうだいだったのではないかとおもう。
というのもその飼いネコは(死んでしまったのだが)
もともと近所の駐車場に捨てられていたのを保護して
うちで世話するようになった経緯があった。
紙袋のなかで数日間もニャーニャー鳴きまくっていたのを
兄と母が保護したとき、
袋のなかにはこのネコ1匹しかいなかったが、
何匹かいっしょにいた形跡があったときいてる。
自力で袋から出ていったんだろうが。
その、先にでていったネコが 
いまうちにくる この子たちじゃないかなとおもってる。
うちの飼いネコが生きていたときにも 
この2匹はよくきていたから。
うちのネコは完全室内飼いで やや怖がりな性格だった。
知らないノラネコの姿が庭先にみえると
ものすごく過敏に反応して
フーフーいってたもんだが、
この2匹がきたときだけは 怖がらず、
窓ごしに何かしら会話をしていたようにも見えた。 
やっぱりきょうだいだったんだろう。

この2匹は愛想がよく、甘えん坊だ。
食べものは基本的にやらないのだが、
(首にすごいケガをしているのを発見したときは 
多少の手当てをして、飲みもの食べものをやったが)
それがわかっていてもいつも玄関先にいて、
でかけるときとか逆に家にかえってきたときなんかに
決まって寄ってきて かまってもらいたがる。

ちょっと小さめで顔が比較的ちんくしゃな方は 
おまえそんなに警戒心がなくて
それでもノラネコかと、おもうくらい 
すぐおなかを見せる。
そして、いつまででもなでてもらいたがる。
なでるのはわたしにとっても楽しい作業だ。
ついつい求めに応じて、なでまわしてしまう。
「こっちのほうもおねがいしまーす」とでもいいたげに
適宜、体のむきを自分で変えてくるのがおもしろい。

大きめでスタイルがよくなかなかの美少年、
しかし背中と腹部にじゃっかんの皮膚トラブルをかかえ
毛がうすくなっているほうは、
ちんくしゃくんほど簡単にはおなかを見せないが
両の前足でわたしの手をつかんでぺろぺろなめてきたり
もっと頭をなでろと言わんばかりに
頭をぐいぐいおしつけてきたりする。
そのくせ、だっこしようかなとおもって体をさわると、
するっとかわして逃げる。
まあ、皮膚トラブルがあるから
あんまり胴体にさわられたくないのかもしれない。
ちんくしゃくんとくらべてツンデレの気があるのか、
そんなかんじで簡単に心を許してはくれないのだが、
1か月に1回くらい、お風呂の窓辺にひとりでやってくる。
お風呂の窓の下にある室外機にのっかって
窓から顔をのぞかせてくる。
窓際に置いたスポンジが気になってしょうがないらしく 
必死に前足をのばしてスポンジを引き寄せようとする。
お風呂のほうにくるのはこのツンデレくんだけだ。
この子はさっき書いたように、
まえに首にものすごいケガをしてきたことがあるが、
それはすっかり回復した。
ノラだから医者にもかかれないのに、
よくここまで、と思うくらいきれいになった。
肉も毛皮もゴッソリ削げて骨まで見えそうだったのに、
いまではどこがそのケガがあったところかさえわからない。
自然の治癒力はすごい。
おもえば毎日毎日熱心に傷口をなめて治そうとしていたな。

それはそうと、ネコって、
ちょっといつもと違う場所にくると、
とたんにいちじるしく野性化するというか 
態度が豹変するよね。

さっき家に帰ってきたとき、
家から100メートルくらい離れたところで
この子たちに遭遇した。
おっ。とおもって 声をかけたんだけど、
いつものわれわれの交流の場ではないというだけで、
もう、わたしがわたしと、わからないみたいなんだよね。
及び腰で、すっごくびびって、
ネコなのに脱兎のごとく逃げるんだよ。
その動作がいつものかんじじゃなくて、
完全に「けもの」なんだよね。
なんでそんなに? わたしがわからないのか?
と おもいながらあとを追うと、
門の下をくぐってわたしの家の敷地ににげていく。
で、わたしが門をあけていつもの玄関先までくると、
「なーんだ、やっぱりあんたか・・・」
みたいな顔をしてようやく寄ってきた。
「なに、わたしってわからなかったの」
って聞いてみたら、
腕にかみつかれたわ。
あと、ヒザにパンチをくらった。
なんでだ。

まあ だからなんだということでもないのだが
(これだけ書いておいて・・・)。
これからも元気で
ノラネコライフをまっとうしてほしい。

 

話変わって、きょうもがんばって働いた。
一生懸命やったといえるだろう。
わたしのとなりのデスクのエロ本部隊長のところに、
もうひとつの部屋で仕事をしている先輩が
仕事の進捗のことで
うちあわせをしにやってきたのだが
その先輩が、さらっと
「もうしわけないけど○○さんを信用できないので、
 ○○さんのぶんは今回ぼくたちがやりますね」
とエロ本部隊長にのたまったのが
きょう一番どきっとしたことだった・・・
信用できないので、とか 
わたしがもしいわれたらショックで立ち直れない。
そんなことをいわれないようにがんばろう・・・

職場には、今、わたしの後輩にあたる人が4人いる。
みんなそれぞれにがんばっている。
やめないで、つづけてほしい。
4人とも。3か月はとりあえずつづいたな。
たいしたものだ。
即日~3日程度でやめる人がいてもおかしくないのに。
その人たちのこともこれから 
なにかあったら少しずつ書いていきたい。
いま 自分のなかで軽くたのしんでいるのは、
新人のIさんの声がとてもいい声だということだ(^^)
ひとことではいえない複合的なよさがある声だ。
この声で話しかけられるとテンションが上がる。
おまえ自分がいい声してるってこと
わかってないだろ、的なかんじがいい。