BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

プータロー6日目/映画についておもうこと-120921。

無職生活6日目
9月20日

午前中から昼過ぎまでは
つとめていた会社に送る
書類を用意したり
部屋の掃除をしたりして過ごした。


・・・

映画が好きで、良く観るなかで思うことがある。

興行収入ばかり気にしていて
確実にもうかるものを作れば
それでいいとでも思っているかのような
姿勢を感じさせられる映画は
あまり好きじゃない。

今をときめくかっこいい俳優、
きれいな女優さん、
視聴率がよかったテレビドラマ、
流行ってるミュージシャンとのタイアップ

旬の素材を使っているんだから
そりゃ確実にもうかるだろうが、
だからなんだ、それがそんなに満足か。

「みなさんはこういうのが
好きなんですよね?」と
足もとを見られているようで
不快におもうことがおおい。
「みなさん」が好きかどうかなんて、
わたしにはどうでもいいことだ
そんなのはどうでもいい。
問題はその映画が
ほかのどんな映画にもない
何かを感じさせてくれるかどうか
少なくともそういう何かがある
映画を撮ろうとした、
意地の痕跡なりと感じられるかどうか

わたしがおもしろいと思わなくちゃ。
どんな「超大作」「感動作」だろうが
カギカッコつきであるかぎり
なんの意味もない。
わたしがおもしろくなきゃ
意味がない。

興行収入ランキング
どうでもいい

たとえ2円しか利益がでなくても
作りたい映画を作って。
だれも誉めてくれなくても、
あなたがほんとにおもしろいと
信じる映画を作って。
そしてわたしにぶつけてきて。
そういう映画なら
誰が喜ばなくてもわたしは喜ぶ。
おもしろくさえあれば
観なかったたくさんの人たちの分まで
わたしが何度でも
映画館に足を運ぶ。

だいじなのは興行収入とか
そういうことじゃない!
心意気の問題だ。

映画を作るかたがた、
どうかめげずに頑張って。