BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

服装にケチがつくこと-191025。

即位礼の儀式に参列した際の
首相夫人の服装のことが
ネット上でいろいろ言われていることを知った。

装いにケチがついた時って、気分は最悪だ。

特に 
他の誰でもなく、自分自身が
「失敗したな・・・」って、思っている時。

いまいち気に入ってない装いで来てしまった時。
それから、直前までは本当に気に入ってるつもりだったけど
例えば家に姿見がなくて、すでに目的地に到着した段階で 
化粧室などに設置されている大きな鏡に全身をうつして見てみたら
何か意外とパッとしないことに気づいて内心落ち込んだ時。
その場の他の人たちの服装を見て、「しまった」と思った時。
・・・どれもこれも、最悪だ。
何がつらいかと言えば、
その気持ちを抱えて 一日を過ごさなくちゃならないこと。
こんな不幸な一日はそうそうない。

自分で見ればはっきりわかる。自分の気持ちの問題だ。
仮に人に あなたの今日の服装ステキだねと言ってもらえても、
自分が納得できていない時は、浮上できないものだ。

あの日のあの服装を一生後悔
・・・ということも あると思う。

そんな事態を回避する方法は 
いくつか それなりに あるものだ。
お金で解決できることならそうした方が良い。
すごく極端だが 例えば、 
この服を着て出かけるのは今日の夜からだけど
服装がまずいことに昼間に気づいた・・・とか
どうしても、何となく、この服じゃない感じが
急にしてきた・・・という場合
即刻デパートにかけこんで一式買い直すくらいのことも
した方が良い時がある。

気持ちの問題なのだ。
自分が気分良く、自信を持っていられなくては
しかたがない。

わたしのようなのでも 
服装で 「やっちゃった・・・」ってなると 
本当に落ちこむ。
こと「ファーストレディー」ともなれば
これはもうすっごく 大変に違いない。

多分、本人こそ、いち早く 
「やっちゃった」と思ったんだろう。
かわいそうだ。
そっとしておくべきだ。
彼女が専任のスタイリストを付けていないなら
どうか付けてもらえますようにと かげながら祈りつつ
なまあたたかく見守るくらいにした方が良い。

われらが選んだ首相の細君なのであるし。