BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

アトロク ダースレイダー-190918。

昨夜のラジオ「アフターシックスジャンクション」、HIP-HOPミュージシャンのダースレイダー氏が招かれて話してた。病気で緊急入院したときのエピソードだった。その内容が、おととし会社で倒れて危うく死にかけたときの自分の体験と、ちょいちょい似てて、わかる、わかるー!!ってかんじだった。おととしのことに関しては、自分と似た境遇の人の話とかに触れると そこから つらかったことをズルズル全部思い出して 何日も塞ぎ込むことになりがちだ。ならないときも、あるのだが。ダースレイダー氏の話が始まったとき、ムリがたたって体を壊した話だということがなんとなくわかったので、あ、聴くのやめとこうかなと一瞬考えたが、あんまりおもしろいので、ついつい聞いてしまった。頭脳明晰な人だなあと感じた。なんか声も口調も言葉もすごくパキパキ簡潔で、さらっとしてて、速いのに、わかりやすかった。それに、命が危ぶまれたシリアスなできごとを、楽しく笑えるように喋っていた。最後まで結局聴いたが、ふしぎと、フラッシュバックに襲われたり 気持ちが落ち込んだりすることはなかった。こうして なんとなく どうにかこうにか 紛らしていく道もあるのかもしれないと思う。