BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

粗大ごみを出す作業を完了/トップ・シークレット・ドラム・コー Top Secret Drum Corps-190304。

不要になった寝具を
粗大ゴミに出す作業を行った。
実家にいたときは
やったことがなかった。
兄の仕事だった。
自分でやるのはこれが初めて。
車をもってないから
自宅までとりにきてもらう。
朝ちょっと早く起きて
共用玄関口に 出すものを持っていく。
ほかのお部屋のかたの
出入りのじゃまにならないところ、
・・・と考えると
屋根がないとこまで
出ていく必要がある。
雨が降っていた。
雨でも回収は行われる。

地べたにおかれて
ぬれてるふとんって
寒々しくて、みじめだな、
なんか。

ふとんに
かわいそうなことしたような
気になった。
でも、残念だがきみは
いまのベッドには
ほんとうに大きすぎるのだ。
ふとんみたいなものって
おさがり欲しがる人も
いるとは思えないしさ。

夕方 仕事から帰ってくると
寝具たちは
すべて回収されていた。
手続きを 正しく
すませることができたことには 
ほっとした。

・・・

わたしはおもうのだが、
どうしても
戦争しなくちゃいけないと
いうのなら
殺し合いではなくて
音楽やダンスで
やったらいいのに。
そんなことに利用しては、
音楽やダンスに
悪いような気もするが
盛り上がるし、
お国のカラーがでるし、
なにより、楽しいではないか。
きっと勝ち負けを決めなくても
たのしかったね!って
お互いイイかんじに
終われるとおもうね。
決めたければ 勝ち負け決めても
いいけど・・・
どうするかだな・・・

ドラムラインバトル、
わたしとしては 希望したい。
ヨーロッパの軍属音楽隊とか
カッコイイ。
息をとめて見入ってしまう。
これからの戦争は
ドラムラインでしょう。

スイスの
トップ・シークレット・ドラム・コー
大好き。
軍属音楽隊がイイとか
いまさっき述べたばかりなのに
トップシークレットはいきなり
軍属じゃない団体なのだが笑。
彼ら、アマチュアらしい。
会社員や教員、大学生など
いろんな人がいるのだとか。
驚きだ。

ところで
ドラムラインとは
「歩く吹奏楽団」すなわち
「マーチングバンド」
金管木管+打楽器)
から
金管楽器木管楽器をのぞき
打楽器群だけで編成した
音楽隊をいう。
旗とかきれいな布を振って
パフォーマンスを彩る
「カラーガード」という係が
入ることも多い。

そして
「ドラム・コー」は
厳密には
ドラムライン」に金管楽器
ときに、カラーガード
まで含む編成をいうそうだ。

「トップ・シークレット・ドラム・コー」は
ドラム・コーを名乗っている。
だから
トランペットなどの金管楽器
シンセが入ってもよさそうだが
動画をみていただければわかるとおり
入ってない。
打楽器と、カラーガードの
すごくシンプルな編成だ。

このへん、どういうことなのか
よくわからない。
日本では、
今 わたしが解説したような
かんじでやっているのだろうが、
海外ではとらえかたが
ちがうのかもしれない。

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www.topsecretdrumcorps.com


マーチングは例外なく
みんなそうだなと おもうんだけど
この人たちも
「まじめくさった顔して
何しちゃってんの笑」って
かんじが たまらなくいい。
とくにメンズバンドは
絶対に歯を見せない。笑わないのだ。
女性はにこにこすることもあるが。
なんか
基本的に こういうのは
「ナンセンス」であることが
いいのだとおもう。

「トップシークレット」は
やっているのが
欧州の人、というのが
なにかよけいに
わたしに刺さる。

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これだけ
複雑なことをやっていれば
スティックを
取り落とすことも そりゃ
たまにはある。
だいたい3本か4本のスペアが
楽器の脇のホルダに入れてあり
音が不自然に消えないタイミングで
すばやくとりかえて
なにくわぬ顔で音楽に合流している。
ちなみに
本番中に1回でもスティックを
落とすなどのミスをすると、
心がくじけてしまって
何度もヘマをしちゃいそうな気が
わたしなどは するのだが
TSDCのメンタルは
そんなにヤワじゃない。
動画を観察していても
1回ミスをした人が
そのあとガタガタと崩れていく
そんなようすは
まったく見受けられない。
練習が、徹底的に
行われているんだとおもう。

落ちたスティックは
落ちたままであり、
拾って使うことはない。
誰かが足をすべらせることがないように
さりげなく蹴っ飛ばして
むこうにやる配慮も忘れていない。

すべてのことを
ポーカーフェイスでやってのけるのが
ほんとうにスタイリッシュで
カッコイイ。

アクシデントとは別だが
スティックのとりかえさえも
おしゃれなパッセージにしているのが
よく見ると わかって、すてきだ。

スティックのホルダから
すごくいろんなものが出てくるし。

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彼らは
いったいどうやって
この怪奇現象にもひとしい
超高度なプログラムを
頭に入れているのか。
だれかひとりでも動きを間違えたら
たいへんなことになるのに。
そういうハラハラを
ちっとも感じさせず
ただただ楽しませてくれる。

街のフェスティバルなどにも
頻繁に登場しているようで
たくさんの動画でそのようすを
みることができる。
歩行者天国にされた路上を
演奏しながら行進していくとき、
彼らの対応力の高さが
かいまみえる。
路上駐車で道幅が
せまくなっているところがあると
すばやく隊列を変える。
横列の両端の人が
後方に下がるくらいではあきたらず
上からみたとき三角形にみえる
フォーメーションに変えたり。
臨機応変に 高度な対応をみせる。
そんなことをやりながら
演奏はけっして崩れないし
歩幅や行進のスピードも
きれいにそろっている。
また、
先導するカラーガードもすごい。
何百メートルも離れても
ドラムラインが所定の距離感まで
おいついてくるのを
いちいちふりかえって
確認しなくても
完璧に把握している。
フレーズを何回繰り返したか
正確に数えていて
それで判断しているか
うしろから聞こえてくる
音の大きさや
かすかな地響きに
耳をすませているのかも。
容易なことではない。

人間にこんなことが
できるのか・・・
やらないと殺すとか
脅迫されてるわけでもないのに。

つくづく見入ってしまう
美しさだ。

最高。
しかも
わたしはこのTSDCが
とくにだいすきではあるが
軍属音楽隊、
マーチングバンド、
ドラムライン
TSDCだけではもちろんなく
世界にたくさんあり、
それぞれの特色をもち
活躍しているのだ。

もし戦争のかわりに
ドラムラインバトルやろう!
ということになったら
地球全体がそれこそ
沸きに沸くだろうな。

世界の大舞台で
こんなにたのしいことを
自国の音楽隊がやってくれたら
それだけで 
自分がそこの国民であることが
誇らしくてたまらなくなるだろう。

戦争は、
なにもかも、ぜんぶ壊しちゃう。
でも芸術は、創る。
戦争するくらいなら
芸術をやればいいとおもう。

やろう!
ドラムラインバトル!

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TSDCと他団体の合同練習の風景

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本番ではおひげをそって
髪の毛もちゃんと
切っているんだね・・・。
若いのに感心だねえ・・・涙

その場で足踏みをしながら
練習をするメンバーが多いみたいだ
本番は行進を前提としているので
あたらしいプログラムを覚えるときも
足踏みしながらのほうが
いいのかもしれない。

エジンバラバーゼル
ミリタリータトゥー
観に行きたい・・・