BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

連休のすごしかた。-190211。

せっかくの連休だが
調子を崩して
3日間ほぼ寝てた。
寒かったし。
心も体も鈍った。

連休初日にフラッシュバックを
起こしたのが 
こうなったきっかけだった。

はじめてまともに認識した。
フラッシュバックにみまわれたあと、
わたしはほんとうならば
3日間まるまる寝て過ごして
ようやく回復、くらいみたいだ。
それをいつもずいぶん
ムチャをしているようだ

回復してないのに 
平気で会社にいき
仕事をしながら、待っている。
手のふるえや 頭の痛みがなくなるのを
耳鳴りがおさまるのを
世界のぜんぶが敵にみえるような
普通の世界にいるかんじじゃない
異常な恐怖感がうすれてくれるのを
涙や汗がひいてくれるのを
なにもしたくない、
人に話しかけられたくない
というきもちが 
なくなってくれるのを。
そうしていることを
あまり いけないことだと
おもってないんだとおもうが
家で ひとり ゆっくり休んで
心がおちつくのを待っていられた
この3日間をふりかえると
ほんとうは こうしていたいんだよな
と わかる。

でも、
そういうことならほかにもある。
わたしだけでなく 
女性ならだれにでもある。
月経とか、それだ。
人によっては
ほんとうは1週間まるまる
仕事なんかしてる場合じゃなく
家で寝てなくちゃしんどいはずだ。
病気じゃないからこそ、
大事をとらなくてはいけないのに。
つらくても
そうもいってられないから
だましだまし 薬を飲んだり
自分をふるいたたせて
毎日 仕事にいったり
家のことをやったりしている。

この3日間
だれともひとことも話さなかった笑

ふとんにノートパソコンを持ち込んで
横になるか パソコンで何か書くか
本を読んですごしていた。

邪宗門」を 
じっくり 読んでいる。
スピードと理解度には
本来 関係がないが
なにか ゆっくり読んだほうが
いいような気がして
あまり 急がないほうが
1日に数ページくらいのほうが
いいような気がして
ことさらスピードを落とし
たった1行に何分もついやして
考えている。
自分の理解のしかたが
ほんのちょっとでも間違えてないか
ミリ単位で確認しながら
読んでいるようなかんじだ

読めば読むほどすきになる。
千葉潔は三高時代がもしかしたら
いちばん心のゆったりと解放された 
時期だったのかもしれない。
8年ぶりに本部をおとずれた潔と
阿礼の対話の場面には
なんか ぐっときてしまう
でも わたしはこれで
わかってないのだ、なにも
わかってないのに
なんで泣くのかとおもう。
言葉にすることが できないのが
もんだいなのだ。

邪宗門には
これまで何度も 泣いてきた。
また泣くのかあ・・・
しんどい・・・