BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

幅90センチ-181223。

きょう ベッドが納品された。

中学生のときからの腰痛持ちだ。
肩こりと頭痛もかなりある。
座って本読んでるか
書いてるかのどっちかみたいな
生活をしてきたのだし、
そういう仕事ばっかりしてきたし
しょうがない。
おまけに不眠傾向がある。
すべて、原因も、解消の糸口も
「睡眠」にからんでいることは
わたしにだってわかる。
寝床、だいじだ。
当初よそさまから ベッドを
おゆずりいただく話もあったが
これから年齢を重ねていくなかで
腰痛とか肩こりが よくなるということは
まずないわけで、
なんとかかんとかなだめつつ
つきあっていくという方向を
まじめに受け止めていかなくては
ならないんだ、と理解した。
そのためには どうしたって睡眠の質みたいなものを
上げなくてはいけない。
最終的には 
時間をかけてでも 自分でいちから 
ベッドを選択するべきだという
結論にたっした。

一人暮らししますわー、ということを
いつもお世話になっている
実家ちかくの接骨院にいったときに
先生に話したところ、やはり 
即座に ベッドの買い替えをすすめられた。
「高さがあんまりないやつで、固めの、
ポケットコイル。
安くても、ボンネルコイルや
S字スプリングのは買うな。
おまえの場合は ポケットコイルで
腰痛と肩こりがかなりましになる。」。
わたしはこのときは
ベッドを新しく買うことは決めてたが
べつに そんなに 
ベッドの種類やそれぞれの機能について
何か知っているわけではなかった。
ポケットコイル、とか まったく知らなかったけど
まあ ベッドのマットレスの、中身のことを
言っているんだろうな、
くらいのことは さすがに理解できた。

じゃあ、お店に直接行って
寝心地をたしかめたほうが
いいのかな と聞いたら
「それはそうだろうが、
店員とかみんな見てる前で
ちょっと横になってみたくらいで
正しい判断ができるの。
家に1ヶ月持って帰って 
使ってみていいよって
いうなら考えるけど。
返品保証があるやつとか。
おれなら 落ち着かないから
店で寝てみて選ぶって 
あんまりやらないけどね。
そこが難しいとこだけどな。
めんどうくさいよな
部屋にいったん入れちゃったベッドを 
だめだったから 返品するってのも。
いつまでたっても部屋が落ち着かねえよ。
でも店だと なんとなくだめだこれ とおもったら
店員がすすめても断らなくちゃいけないし
そういうのも 店に行くのも 
おまえストレスだろうが。
じゃあ金が多少かかっても、っていうか
ベッドには金をかけることを考えに入れて
だめだったら何回か買い替えるくらいのきもちで
選んだほうがいいことになるんじゃないの
ぜんぶなにもかも
条件通りってわけにはいかないよ」

そのとおりだ。
店に直接行って 
いいわるい好ききらいを
自信をもって判断できるのは
わたしの場合たぶん 本くらいしかない笑

先生がいったことはまず 
ベッドを選ぶうえで念頭においた。

さて
どんな家具レイアウトも
思いのまま、というほど
広いお部屋でない以上
つかえるところ デッドスペースになりうるところ
あと「部屋のなかで、くぼんでるところ」
があったら すかさず寝床とし
メインフロアを極力広く取りたい
そう考えるのが当然だろう。
あと、システムベッド的なものを導入して
高いところを有効に使うとか。

押し入れの下段をつぶして 寝床にしてる友人
システムベッド的なものを利用して
ベッドの下を 収納や机置き場にしている友人
ロフトあり前提でしか部屋を探さない友人
断固として 床敷きのふとんしか使わない友人
一人暮らししてた友だちも
みんないろいろ工夫してた。

わたしの場合は 床にふとんしいて寝るのは
床が畳じゃないかぎりちょっと無理だ
腰痛肩こり頭痛もちには 
何枚重ねても
かたくって痛くって あと寒いし
どうしようもない
この2ヶ月で 完全に懲りた。

高いところで眠るのは落ち着かない。
システムベッド的なものも却下。

うちの押し入れは横の辺が
170ちょっとくらいだ
わたし身長が170
押し入れに寝るなんて 
おもしろそうだけど
きゅうくつで 
それに夏は暑そうだ!
そうだ、夏!! 却下。

わたしの部屋には
「くぼんでるところ」
が、ある。
もと床の間とおもわれるスペースだ。
(和室を洋室にリフォームしたらしい部屋なのだ。)
広い。それに両側が壁だ。
ここに ぴったり横にはおさまらずとも
頭の部分だけでもさしこむ形で
ベッドを置くことができれば
メインフロアがそうとう広く確保できるし
壁にかこまれてるから 
寝るときなんとなくほっとする。

ふつうここはベッドだ。
だれがどう考えたってベッドだろう。
だが ぜったいにだめだ。
ここには 
巨大な書棚に鎮座していただくと
部屋を内覧したときから決めている!

といったようなことで
床敷きふとんではなく ベッド導入、
場所をくっても メインフロアにふつうに配置、
位置的 感覚的 寸法的にむりのない場所に
うまいこと置く。
ただ これは友人にすすめられたのだが
ヘッドボード・フットボード
(頭のとこ、足のとこにある宮というか、枠)
がない、ただのマットレスに脚がついてるだけの
ものがあるということだ
その名もまんま 脚付きマットレス
携帯電話置き場とかライトとかついた
ヘッドボードがなくていいのなら
枠がない分コンパクトになるので
脚付きマットレスで十分だとのこと
それでいくことにした。

ベッドはここに置こう、というか
ここしかないだろうなと
あたりをつけた位置を採寸した。
幅に相当する部分が 95cm。
これをとびだす幅だと
ベッドの片側の辺が
窓をふさぐかたちとなり
窓の開け閉めが不便だ。

もう片側の辺は 壁と接する。
ふとんを、
ベッド全体をカバーするように
きちんとかけるためには
ベッドを壁からすこし離して置く必要がある。

もろもろ考えると
ベッドの幅は85~90cm
くらいがいいんだろうなと。
80cmでも
いいかもしれないくらいだ
まあでも
寝相がそんなにわるくないわたしも
記憶してるかぎりで 過去に2回 
ベッドから おっこちたことあるからな・・・
80までケチらなくてもいいかもしんない
90でいこう・・・

ベッドを選ぶにあたって
いろいろなサイトを読んでみたが
長さは 身長+15センチメートルくらいの
ものを選ぶのが最適とされているようだ

身長170なので +15で185

探すベッドは だいたいこんなかんじだ

・幅90×長さ185cmくらいの細長ちゃん
・内部構造ポケットコイル 
・固め(いわゆる高反発マットレス
・脚 みじかいもの
・脚付きマットレス

でもそもそも
こんな「細い」ベッドって ほんとに 
選べるほど あるのかなとも おもいつつ
ひとまず「幅90センチ ベッド」
でグーグル先生にご協力いただく。

いっぱいヒットした。

まず
広島県の「源ベッド」(みなもとベッド)という
国産寝具メーカーで 
まさにそうしたコンパクトベッドを
つくってることがわかった。

www.minamotobed.jp



幅90、長さ196が、「90cm幅」枠の標準らしい。

しかも つくり的に接骨院の先生が
いったとおりのものであり お値段も予算内だ。
マットレスの内部構造はポケットコイル。
固さと脚の高さを選択できる。

「源ベッド」さんでは
大人用で幅80cmのものも
つくっている。
あ。あるんだ、幅80・・・
って思ったけど
これは長さが181cm。
入らないことはないが きゅうくつと思われた。
やっぱり幅がみじかいと長さも縮むなあ。
幅80、長さ196のものもあった。
おお・・・
いやいや 80だと 
おっこちるおそれがゼロじゃないから
一応やはり90で探そう

ちなみに幅80cm 長さ181cmは
セミシングル、といわれるそうだ。
幅90はシングルとセミシングルの中間にあたり
「源ベッド」さんでは単に
「90cm幅」としていた。

ほかにもネット上で
幅90cmのベッドをいろいろ探した。
じつにたくさんあった。
だが
・予算オーバー
・幅がせまいと長さもみじかい
・子ども用を想定している
・ポケットコイルでなく
 ボンネルコイルやS字スプリング
・ベッド下収納をがんばりすぎている
このどれかだった。

ベッド下収納を がんばりすぎている!!

コンパクトなベッドを探すということは
お部屋が広くないことに悩んでいますよね
ということは収納 大事ですよね!
といった具合に 気を回してくれるものらしい。

細身でみじかいベッドの下に
3段とか ものによっては4段もの収納が
がっしりついてると
PR写真を見てもちょっとおかしい
ベッドというか
タンスのうえに寝てるみたいだ。
一度そう感じてしまうと
もうそのようにしか見えなくなってくる。
正直 そこまでじゃなくていい。

ということでもろもろ検討の末
グーグル先生 検索結果一覧で
最初にでてきた 源ベッド
脚付きマットレス90cm、196cm
脚10cm ポケットコイルマットレス
に決定。

納品された。
組み立てにもっと時間がかかるのかなとおもったけど
搬入片付けも含めて30分もかからなかった。

幅90cmは
シングルベッドの寸法として
かならずしも一般的とはいえない。
わたしの手持ちの寝具は
このベッドに使うには、
幅広すぎる。
このさいなので
ふとんとか すべて、
サイズがぴったりと合うものを
探して新調した。
これらの寝具も同日にとどいた。

いったんぜんぶ 丸洗いしたい。
今夜は だから使えないが
とりあえず ベッドのうえに
手持ちのふとんをかけて
いま、横になってみている。

あったかい・・・涙
そして体が楽・・・涙

やっぱり床にふとんしいて寝るの
寒かったんだなあ
あと、カタイし、床。

うちの生活空間づくりは
まだまだこれからなのだが
これでなんとか 健康に
冬を越すことに関しては
もんだいなさそうなかんじ。

ベッドやっぱり大事だ。