BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

へたでよかったのに/ラジオが好き/私は風-181220。

あんまり
ほかの人のブログ読まない。
楽しみにしてるサイトとか
そういうのもあんまりない。

内田樹さんのブロゴスだけは読んでる。
これも自分で見つけ出したわけじゃなく
仲良くしているおねえさんにおしえてもらった。
今やすっかり内田樹さんの文章のファンだ。
内田さんの文章の構成をトレースして
自分の文章を書いてみようと
こころみたこともある。
ムリだった笑

ひとつだけ、ブックマークしてずっと
読んでいる、一般のかたのブログがある。
だが、さいきん・・・
こういうのもほんと、おかしな話なのだが・・・
そのかたのブログが「良くなってきて」、
かえって たいくつなものになった。

まえは、もっと、「良くなかった」。
訥々としてた。
人間らしいといえばいえるが
書くことすること考えること不器用で
しかも こちらがはずかしくなるほど
赤裸々だった。
はずかしがりやで
強いコンプレックスの 持ち主なのだが
そうかとおもうと急に
「それ書いちゃうの!??」って驚くようなことを
ちゅうちょなく書いてくる。
自分が書いていることがいかに
「一般的にはこういうこと書くのはみっともないと
され、書かれない」範囲のことであるか
ちっともわかってない。
「読む人に〇〇って思われるといけないから
これを書くのはやめよう」といったことが
まったくなかった。
そこがよかった。
みっともなさのなかに
妙な品があるのはふしぎだった。

すっごく好きだった。

でも最近、「うまくなってきた」。

こうするとブログがもっと読まれるようになります!
こういうタイトルだとアクセス数が増えます!
っていう小技がおそらくあって、それが
どこぞのブロガーのブログサイトとかで
紹介されてるんだろうけど
駆使しているかんじがすごくする。
しかも、「急に変えました」感が出ないように
計算して、うまく、すこしずつすこしずつ
変えてきているのがはっきりとわかる。
文章も、妙に巧みになった。
まえはもっと、ナチュラルにへただった。
文章は、わざとへたには書けないものだとおもう。

こういういいかたも どうかとはおもうのだが、
まるで別人のようだ。

なんでだ・・・
そういうの いらなかったのに・・・

最初は気のせいかとおもった。
でも、微妙な変化を感じてから 
さらに数日読み続けて
やはり自分の感じたとおりだ
という結論にたっした。

不器用だけれども人間らしかったとか
赤裸々で正直だったとか
はずかしがりやとかとかいろいろ書いたけど、
わたしが勝手にそう思い込んでただけで
さいしょからぜんぜん
そんな人じゃなかったのかもしれないな。

なんだろうこの気持ちは。
うーん。
ちがうんだよなー
読むのやめようかな・・・笑

・・・

TBSラジオを毎日聴いてる。
まえの職場でもどんなに聴いてたか。
1日じゅう流しっぱなしにしてた。
たまにやめて急にラフマニノフとか聴いてた笑
夜中になるともうオフィスにもほかの居室にも
だれもいなくなるから
おもいきってヘッドホンをはずして
大音量でベルリオーズとかサン・サーンスとかかけてた笑
テレビは観る機会があまりないかわりに
ラジオは聴くので
ラジオに出たことがあれば
人でも コトでもだいたいわかる。

つきなみだが
朝8時半から11時の
伊集院光とらじおと」(月曜~木曜)
11時からの
ジェーン・スーの生活は踊る」(月曜~金曜)
13時からの
「たまむすび」(月曜~金曜)
18時からの
「アフター6ジャンクション」(月曜~金曜)
22時からの
荻上チキのSession-22」(月曜~金曜)
深夜1時から3時の「JUNK」という帯の
伊集院光深夜の馬鹿力」(月曜)
爆笑問題カーボーイ」(火曜)
おぎやはぎのメガネびいき」(木曜)

それから
土曜日の久米宏さんの番組
竹下景子さんの司馬遼太郎作品の朗読番組
中嶋朋子さんの 文学作品の朗読番組
サンドウィッチマンの番組

日曜日の
爆笑問題の日曜サンデー
吉永小百合さんの番組
(単に吉永小百合さんの声が聴きたい)
※すべて TBSラジオ FM90.5/AM954

とかすごく好きだ。
ようするにずっと聴いてる。
たれながしだ。
いまは昼間は仕事だから
録音して1日遅れか2日遅れくらいで
夜からずっと聴いてる。
あんまり聴きたい番組がない土曜日・日曜日も
1日遅れくらいなら 聴くものにこまらない。

とくに深夜。
原則わたしはなかなか眠れないので
こういうのを聴いて
げらげら笑って過ごしている。

おぎやはぎさんの番組で、ずいぶんまえだが
クイズ王のなんとかさんと
おぎやはぎのふたりが、
早押しクイズで競うという企画があった。
それだけならまあ あってもおかしくないのだが
クイズの問題を読み上げる人が
ドランクドラゴン鈴木拓さん(泥酔状態)
だったので、
破滅的におもしろいことになっていた。
あのときはちょっと危険なほど笑った。
忘れることはできそうにない。
昨今はまあ、あの手この手で
過去の放送を聴くことも可能だ。
ご興味をおもちくださったかたは
ネット検索して 聴く機会をさぐってみていただきたい。

・・・

このまえ、青山にライブを聴きに行った。
3つのバンドが80分くらいずつ演奏した。
さいしょのバンドがやった曲のひとつが
なんかよかった。カバーだった。
そのバンドはずっと ピンクフロイドとか
海外のプログレのコピーを披露してたのだが
アンコールをうけて最後に
日本語の歌をやった。
歌詞とさびしいながらキャッチーなメロディが
すごく印象にのこった。
「あまりに悲しいことばかりで
 どこか遠くに旅に出ようと
 ポケットに思い出つめこみ
 ひとり汽車に乗ったの」・・・
カルメン・マキの「私は風」という曲のようだ。
歌詞がなにか寺山修司っぽい。
彼女はOZってバンドを やってたとおもうけど
わたしが聴いた演奏は
そのOZの曲のコピーだったのかなあ。
ミュージシャンに愛された曲らしくて
ものすごく多くのかたがカバーしているようなんだよね。

www.youtube.com

 

かっこいい!
わたしがライブで聴いたのはもっとテンポがゆっくりだった。
こんな難曲なら当然だろうね。
ベースすごくうまいなあ・・・
うまさの性質がなにかちょっと
レッド・ツェッペリン
ジョン・ポール・ジョーンズみたいだね。