BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

もう大丈夫、と体が悟る/調子悪い子はとりあえずだまって寝かしとけ-181105。

体調を崩した。
でも良くなったともいえる。
というのもじつは
昨年の今ごろからずっと
毎月一度くるはずのものが、
ぱったりととまっていたのだが
それが、きた。
あれによる影響ってのは
ほんとうに個人によって程度も内容も
異なるものと聞いてるが
わたしの場合は
体調が悪くなったり
気分がおちこんだりすることが
いつもはあんまりないほうだ。
ただどうも今回は、
発熱したり頭が痛くなったり
腰が痛くなったり
おなかをくだしたり
びっくりするくらい
かなりむちゃくちゃいろいろでた。
きのうまでとても元気だったから
朝、目が覚めたとき
なぜこんなに体が重いのか
頭が痛いのかちっともわからず
おののいたくらいだった。


およそ1年。
ようやくわたしの体が
緊張を解いても大丈夫そうだと
悟ってくれたんだろうか。
ずいぶんかかったような
早いほうだともいえるような
まあ、こんなもんだろう

めんどくさい毎月恒例イベントだが
健康の確認のためには
やはりこの調子で来月もまた
きてくれるといいが。


40度も出られると
さすがに仕事にならない
欠勤の連絡を入れ
薬を飲んでおとなしく寝た
夕方にはかなりましになった。
まだ役所が
開いている時間であったので
行って「印鑑登録」をしてきた。
兄に、印鑑証明を
用意しておくようにと
いわれているので。
実家の電話回線の名義変更で
必要になるからと。

対応をしてくれた職員さんの声が
TBSラジオでおなじみの
堀井美香さんにそっくりだった。


寝てるぶんには元気なつもりでも
歩くとふらふらだった。
役所から帰ってまたすこし寝て
さっき起き出して
今度はカーテンのとりつけを行った。
もんだいない。ぴったりだ。

カーテンをしめると
雨戸をしめなくても
しっかり部屋が暗くなって
いいなあ笑
雨戸をしめることでできる
部屋の「暗さ」には
なにかすこしじめじめとした
ややぶっきらほうな雰囲気があるが
カーテンをしめることでできる
暗がりには
外の光がはいるからか
しぜんなやわらかさやあたたかみが
なにかすこし含まれていて
安心して眠れる。


このあとは
ちょっとなんか口にいれて
薬を飲んで
朝まで寝てしまうつもりだ
朝おきてからお風呂に入ればいい。





生来あんまり丈夫でなく
なにかってーと健康を害した
年中カゼをひき熱をだし
神経質でストレスをためやすいせいで
なんだか、調子悪いのがふつうで
元気なときが異常、
そういう子ども。

幼いときはまだよかったが
小学校高学年あたりからは
体調をくずすと
なぜかひどく叱責され
いっそう冷遇されるようになった
もやしっこのわたしには
家で安心して
休むことができないという意味で、
それは正直しんどいことだった
調子悪いから寝ていたいのに
いつまで寝ているんだとどなられては
そりゃ子どもとしちゃ立つ瀬がない
でもいつまでも治らないと
それはそれで怒りを買ったりした
やれやれどうしろと笑。

でももういまはちがう
調子が悪ければ
寝ていていいし、
調子がよくなったかなとおもって
外にでてみたって
なにしたって
だれにもとがめられない。

もやしだが、
わたしはいまや大人なのだ
弱っているとき何時間でも
寝ていられる場所を
手に入れた。


親には親の
病児にたいするきもちや立場が
もちろんあるだろう
しかし
なにもいわずに
寝かしておいてくれないと。
なにもしてくれなくてもいい
ただ寝ることを許してほしいのだ
なんたって本人は
調子わるいんだから。
体調わるいときにいらいらされたり
どなられたりしても
よけい調子わるくなるか
なおらないかのどっちかで。
なにも好転しないよ事態は。