BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

家電店に行きたくない/市川春子「25時のバカンス」-180909。

パソコンはあいかわらず
使えない。
新しいものを購入したいが
家電店に行きたくない
かまし
どんな音が聞こえてくるか
わからない
人が多い
せまい
むしろほかのどこにいこうとも
家電店みたいなとこだけは
ひとりで行きたくない
こわい
サポートなしに
のこのこでかけようものなら
吐くか倒れる自信がある


だがわたしもそんなに
くわしいわけじゃない
知識が豊富な店員さんなどから
最新の情報は聞き出したいし
選定にあたって助言がほしい。
店頭に出向く必要は
どうしてもあるだろう
うーん
体調がいいときに
だれかいっしょに
お店に行ってくれたりしないもんか・・・
しかしわたしのまわりは
わたしみたいなのとはちがって
家庭もあるカタギの
ちゃんとした人ばかり
わたしにあわせて
来たりこなかったりが
可能なような暮らしなんて
誰もしてないなあ。
当然か。
おかしいのはわたしだ。
はあ・・。



・・・



市川春子「25時のバカンス」
を読んだ。

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http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000029837

なにかしらが込められているのを確実に感じるが、
明確な、言語的メッセージみたいなものはない・・のが
この人のマンガの
特徴におもえる。
暮れゆく空をながめるようだ。
ながめるときに
ながめるというかたちでしか
感じない。
言葉じゃない。

また、みじかい話でも
登場するキャラクターたちを
まるで長編マンガのように
しっかり好きになれるところ、
誰、と覚えていられるところも
魅力だ。
話をすすめるためだけに
登場する
顔のない棒人間や
泥人形ではおわってない。

表題作 とてもよかった。

稀有な才能だ。