BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

川。-180906。

自宅から6.5~7キロくらいのところに
となりの市との境となる川がある。
夜、散歩をするときは
そこまでいく。
歩いて行って
だいたい1時間半だ。

昼間だと
この川のあたりも
べつになんということはない。

だけど夜に歩くとちがう。
とくに晴れの日がつづいたせいで
水量がへり、流れがおだやかなときは
怖くないし、とてもいいようだ。
遊歩道も日が暮れると
人通りがなくなる。
かわりに水音と鈴虫の大合唱が
うきたつように響き
草のにおいのとけこんだ大気が
やわらかく体をつつんでくれる。
そんな感覚にきもちがたいへん軽くなり、
このときばかりは
外なのに
イヤホンで耳をふさいでおかなくても
まったくつらくない。



国内のあちこちで災害がつづいている。
西でも北でも
北海道でおおきな地震があり
たくさんのかたが困っており
ケガを負われたかた、
亡くなったかた。
まさかそんなことになるつもりは
なかっただろうに。
彼らが死ぬことなんてなかった。
終わっていいはずがなかったのに
残酷で理不尽だ。