BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

さいきんきいている音-180820。

ショパン
「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
変化に富み、楽しくて、日に数回は聴いている。
ノクターンやバラードも。
ウラジーミル・アシュケナージという人の演奏が、
理知的で安定しているように聞こえ、好ましいようだ。

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ
すきなものだけよく聴く。
名盤の呼び声たかくとも、
こんな演奏どこがいいんだ、とおもうようなのも少なくない。
人気がありいろんな盤があるからピンキリなのは考えてみれば当然だ。
いじいじしていて開放感に欠けるもの、豊潤さがなく聴くと気持ちがカサカサになるもの。
有名な演奏家のならまちがいないだろうと、
適当に選んで買って後悔している
CDなんかがいくつか、いや、いくつもある。
全体をよくみて、ためつすがめつ検討してはじめて、
いいと思ってたはずだったけど自分はこれがすきじゃないみたいだ、と知る、
そんなことは音楽じゃなくても、
なんにでもおこりうることだ。
また、おなじものでもタイミングやこちらの経験値によっても評価はかわる。
だから目くじらたててもしかたがないのだが。

やる気がでてきたら、
まじめに選び直して、自分がほんとうにすきだとおもえる演奏だけを
じっくり集めて、並べて聴いたりしてみたい。

シューマンはピアノだけたまに。
山吹色っぽい。感傷的だけどどこか決然としたかんじのものがおおい。

リストは紫がかった赤がみえる。

シューマンやリストは晩夏から秋のイメージのようにおもう
きれいだ。
ちょっと乙女すぎるが。

ドビュッシーのマイブームはやや鎮まった感があるが
秋にピアノ独奏全曲ライブを聴きに行く。
このライブは6時間そこそこで全部おわるそうだ。
それっぽっちで永遠に名前をおぼえてもらえるひとになったなんてほんとうにすごい才能だ。
ピアノ独奏曲だけがドビュッシーじゃもちろんないにせよ・・・

牧神の午後はかっこいいがそうしょっちゅう聴くようなもんじゃない

あまり神経質にならずわかりやすく感情的でそれなりに歌っているようにきこえるものが
ジャンルはどうあれいまは聴きたいのかなとおもう
ラフマニノフやらシベリウスやらはちょっといまは・・

メシアン
フォーレ
回数はすくないが聴いてる

真夜中にはクーナウやテレマンゴルトベルク変奏曲をえんえんと。

朝バッハ聴くと
たえがたいくらいこむずかしくきこえる。
朝は聞こえないくらいちいさい音でドビュッシーだ笑

ファンクやジャズにふしぎとあんまり関心が向いていかない。

ジミー・スミスとかトゥルーディピッツがそれはそれはすきだったのに興味がわかなくなった。
そんなはずはないからまたいつか聴きたいとおもうようになるだろうと。
マーカス・ロバーツは でもかっこいいとはおもう。
まえに小澤征爾とマーカス・ロバーツがガーシュウィンかなにかをいっしょにやっているとこの動画をみた。
上半身がピシリと一点に定まって動かないことに驚いた。
姿勢や弾きかたひとつとってもいろんなスタイルがあるものだ。

あと
なにをいまさらだがコルトレーンとかオスカーピーターソンを
蚊がなくようなちいさい音で聴くこともある。

夕方や夜に散歩するときは
コールドプレイ
ドロップキックマーフィーズ
オアシス
ゴリラズ
ニルヴァーナ
バンドアパート
ザ・バンド
リンキン
ギロ
欅坂
ワンオクロック
ナンバーガール
藍坊主
銀杏

やかましいけどメロディがくっきりして美しいもの、
わかりやすくかっこいいもの、
くりかえしがおおいものを
爆音できいてる


秩序もへったくれもなくめちゃくちゃなかんじがする

でも、うんと遠目に 全体を上からながめたらなにかしらの法則性や傾向が発見できるんだろうと
だいたいどんなことでもそうだから
音楽もそうだろうとおもう。

ひとついえるのは
わたしにはたぶん
およそ冒険心とか探求心ってのがない、
ということだ涙