BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

Bが部屋にきた。/近況。-180812。

近所を散歩して、自室にもどってみると、
ベランダにノラネコBがいた。

うちの常連 数匹のうちの 1匹だ。
かつて、うちでネコを世話していたことがある。
東日本大震災の年の春に死んだ。10歳だった。
この子はあのネコが元気だったときから、
頻繁にうちに遊びにきていた。
あのネコはちょっぴり神経質で怖がりなところがあり、
犬やノラネコが外にいるのがみえたり
ゴミ収集車がやってきて回収場にとまったりすると、
姿が見えなくなるまで いちいちおおさわぎであった。
しっぽをぱんぱんにふくらませ、フーフーいっていた。
だが、Bのことは ちっとも怖がらなかった。
窓越しにだが なにか語り合ったり
窓越しにだが よりそって
いっしょに昼寝をしたりしているところを
しょっちゅう見たものだ。

きょうだいなんじゃないかと ふんでいる。
うちで世話していたのは、もともと捨てネコだったのだ。
発見したときは彼1匹しかいなかったが、
少し前まで何匹か一緒にいたような形跡があった、と聞いている。

きょうだいと思われるノラはもう1匹いる。
BとAはだいたいふたり一緒にあそびにくる。
「おやつスポット」は別に確保しているのか、
たいてい純粋に 庭で遊ぶこと、
われわれ人間に頭をなでさせることが 
来訪の目的のようにみえる。
Aのほうが甘えん坊で、
こちらの姿をみとめれば3メートルも手前でもう
さあなでろ、といわんばかりに 
おなかをみせてねっころがる。
BはAよりももうすこし誇り高く、
いわばツンデレだ。
ここ数年くらいでようやく頭をなでさせるようになり、
わたしの手などをなめてくるようになり、
5回に1回くらいは おなかをみせるようになった。
Aといるときには 
あんまり積極的にこちらに ちかよってこない。
だがAが帯同せず単独で遊びにくるときには
びっくりするくらい甘えてくるし、それはそれはよくしゃべる。
夜にお風呂場の窓辺に 遊びにくるのも この子だけだ。
※本項はBが主題の話なのに
BをAと呼ばないのは
BよりもAのほうが慣れるのが圧倒的に早かったので
なんとなくAが1番め、Bが2番め というかんじがあるからだ。
(わけがわかんなくなってきたが。)

窓を開けてやると、
Bは さしてためらうようすもなく
部屋に入ってきた。
何かしきりにしゃべりながら 
部屋をウロウロしていた。
部屋を一周するとよってきて
わたしの腕に頭をぐいぐいおしつけ、なでさせる。
満足するとまた部屋のなかを歩き始める。
これを何度もくりかえしていた。
机の下が気に入ったらしくけっこう長くいた。

小一時間で飽きたらしい。
もときた窓をニャーニャー鳴きながら
やたらとひっかくので 
窓を開けてやったら、おとなしくでていった。

 

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なにがしたかったんだ。
だが 来たければ また来てもよい。

・・・

ネコBをかまったのはたのしかった。
ネコBがしゃべると
何をいっているのかわからないが
とりあえず「そっかー」「よかったね」などと
ふつうに返事をしてしまった。
ネコと遊びながら 人は自殺の方法とか考えない。
ネコと遊んでないときは考える。
でもそれもほんとうにつらいきもちになってしまったときだけだ。
数か月前まではそれがかなり頻繁にあった。
いまは まったくないことはないが さいわい あんまりない。
減っている。
体調の波がはげしいことにかわりはない。
かなしくもないのに涙がでてとまらないこともまだある。
けったくそのわるいフラッシュバック反応ものこっている。
明け方にならないと眠れないのもあいかわらずつづいている。
音が無数のハリのようになって
体につきささってくるように感じて
外出がままならないようなことがかなりある。
毎月きてしかるべきものは 昨年暮れから完全に止まっている。
だけどそれでもなんとかやれている。
わたしはなにもしてない。
わたしは自分の心をまるで処理できてない。
過去がまだ 過去になっていない。
まわりの人がやさしくしてくれるから、
許してくれるから、
気にかけてくれほうっておいてくれるから、
やれている。
友人たち、弟たち、妹たちがいてくれてうれしい。
彼らの存在に、彼らとのつきあいに支えられている。

なかなか 面と向かってはいえないが。