BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

小休止-手記にからむ-20180323

わたしの教育を担当してくれた女性の先輩が、
おととい、退職した。まちがいなく優秀な人材だった。
「本気ですか」と聞かずにいられなかった、
彼女が近く辞めると、メールで言ってきたときは。
出社をとりやめる直前に彼女と話す機会があり、
そのときに、辞めるつもりということを聞きはしたが、
本気とはおもっていなかった。
なんといっても彼女は 会社にとってぜったいに
かかせない中核たる存在であり
会社が手ばなすと 思えなかったのだ。
すると、このような返事がすぱっと届いた。
「Yちゃんを倒れさせた会社から給料もらうほど困ってないので」。
(なんでおまえがそんなことを聞くんだ)・・・
彼女の「心外」というきもちが 鋭く伝わる文面だった。
そして、ほんとうに辞めた。
辞める前に、わたしを恫喝した上司に
「『Yさんに訴えられても文句言えない』って
言ったった(笑)」とのこと。
この人とは近く、会って ワインでも開けるつもりだ。
「できれば働かずに一生家でドラクエやってたい」
が彼女の口グセだから、
たぶん これからしばらくはゲーム三昧だとおもう。

ほかにあと3人くらい、退職すると聞いている。
会社のありかたに疑問を抱き始めた人たちと
いわば会社の「イヌ」的な人たちとのあいだに
亀裂が生まれ 前者の側が、辞めていくようだ。
独立を考えている人が多いとのこと。
でも、編プロの世界はそう広くない。
専務は独立を企図する彼らのことを、つぶそうとするかもしれない。

とんだことになっちゃったなと 思わないことはない。
でも専務はよく、「おれとMくん(わたしを恫喝した上司)がいれば 
会社はたてなおせるから」と言っていた。
だから、交換補充のきく「駒」がいくつ
消えようが べつに困りはしないのかも。